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100均グッズで簡単「タイツ補修」!破れや穴をサッと直しちゃおう

冬のおしゃれに活躍する「タイツ」ですが、どこかへ引っ掛けたり、親指などに穴が開いたりすると困ってしまいますね。今回は、100均で購入した補修布を使った「タイツ補修」のやり方をご紹介します。目立たない場所が1カ所破れただけなら、簡単に直してしまえば、またしばらく履くことができますね。ぜひ参考にしてみてください。

 

用意するもの

・穴の開いたタイツ
・靴下用補修布(アイロン接着タイプ)
・ハサミ
・アイロン
・当て布(必要に応じて)

 

今回は、少し薄めの50デニールのタイツを使用しました。アイロン接着タイプの補修布は、手芸専門店や100円ショップで購入できます。今回は「靴下用」というタイプを使用しました。ハサミは補修布を補修に適したサイズに切るために使います。アイロンは補修布をタイツへ接着するため。また、補修布によっては「当て布」を必要とするタイプもあるので、補修布の説明書きをよく読み、必要に応じて用意しましょう。用意する当て布は、ハンカチなど熱に強い綿100%のものにしましょう。

 

補修布をチェック!表と裏を確認しよう

今回は100円ショップ「ダイソー」で販売されていた「くつ下用補修布」という商品を使いました(写真1)。普通の補修布と比べると布地が厚く、伸縮性も高いようで、摩擦が多く伸縮性が高い「靴下・タイツ」に向いていると言えますね。色は白、ネイビー、ブラックの3色が入っていました(写真2)。次に、補修布の表裏を確認しておきましょう。ツルっとなめらかな方が表(写真3)、ポツポツと白い点状に接着剤が付いている方が裏面(接着する面)です(写真4)。

 

タイツを裏返し、円形に切った補修布をアイロン接着する

補修布は裏側から貼り付た方が、靴との摩擦で剥がれやすくなるのを防げます。タイツを裏返し、穴が開いた部分を確認したら、補修布を、補修部分よりひと回り大きく、円形に切り取ります。円形にすると、角がないので剥がれにくくなります。穴の周りに伝線したような部分があれば、その範囲もカバーするサイズの補修布を用意しましょう。(写真1)。写真では、穴を分かりやすくするため、タイツの中へ白い厚紙を入れています。

 

補修部分へ補修布を乗せ(写真2)、アイロンを乗せて、動かさずに上から手で押さえるようにして接着します(写真3)。このとき、アイロンの温度やスチームの有無、アイロンを当てる時間、当て布が必要かどうかなどは、補修布の説明書きにしたがってくださいね。説明書きの時間が経ったらアイロンを外し、完全に冷めるまで動かさずにおきましょう(写真4)。これでしっかりと接着し、剥がれにくくなります。

 

必要なら、表からも接着布でカバー

タイツを表に返すとき、穴部分の補修布の接着剤が、中へ入れた厚紙に軽くくっ付いていました。厚紙を使わない場合は、裏側のタイツの布へくっ付いてしまうので、剥がすときは手でゆっくりと剥がすようにしましょう。また今回は、少し薄手のタイツを使ったためか、補修布の接着剤のポツポツが表側へ透けて見えていました(写真1)。そこで、先ほどの手順で、表側からも同じ大きさの補修布でカバーしてみました。表からも補修布を貼ったので多少目立ちますが、つま先部分なので靴に隠れて見えなくなります。もっと厚手のタイツであれば、靴から出る部分へ裏だけ貼っても、あまり目立たないでしょう。

 

まとめ

しっかり接着させたあと、このタイツを履いて数時間外出してみました。靴の中で補修布が剥がれることはなく、接着直後と同じ状態でしっかりと付いていました。その後、手洗いして、ネットへ入れて洗濯機で脱水してみましたが、変化はありませんでした。しっかり接着された状態がどのくらい続くのかは未知数ですが、ウール製のタイツは高いものが多いので、爪先の破れくらいなら、これでしのげると思います。接着が剥がれたら、再度補修布を貼ってもいいでしょう。

 

 

nontroppo

ライフオーガナイザー。ズボラでも簡単にすっきり暮らすための収納や、生活の仕組み作りを模索中。
料理、お菓子作りのほかに、洋服やインテリア小物なども手作りするのが好きです。
高校生の息子の母です。