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加湿器は部屋のどこに置く? 使用時のポイント紹介

コロナ「UF-H5024R」

空気が乾燥しやすく加湿器の使用頻度が増えるこの時期、コロナは、同社の加湿器の正しい使い方や注意点を紹介している。

まず加湿器は、部屋をまんべんなく加湿できる、部屋の中央付近に置くことを推奨している。

壁との距離は20cm以上、吹出口から天井までは1〜1.5m以上離すことも必要。加湿器から出る水蒸気が天井や壁にあたることで、カビの発生を防ぐためだ。また、テレビなどの家電製品からも十分な距離をとって設置しよう。

なお同社の「UF-H5024R」の取扱説明書には、高温になる暖房器具の近くやエアコンの風が直接あたるところ、直射日光のあたる場所なども避けるよう記されている。これはプラスチック部品が変形、変質する原因になったり、センサーが正しく働かなくなるおそれがあるため。

壁から20cm以上離す

タンクに入れる水は、常温の水道水が良い。一般に水道水は塩素消毒されており、カビや雑菌の繁殖を抑制できる。

また、日頃の手入れも重要。同社によれば、せっかく加湿器を使って加湿をしても、手入れができていないと加湿効果が薄れる。さらにカビや雑菌の繁殖、製品の故障の原因にもつながるため、定期的な点検と手入れを欠かさないようにしよう。

メンテナンス時は、タンクに水を半分ほど入れて、キャップを締めてからよく振って、タンク内を洗い流す。本体内部にある加湿フィルターは、バケツに水またはぬるま湯を溜めて汚れを落とす。汚れがひどい場合には、洗浄剤を使い、浸け置き洗いを行なう。なお、ブラシなどで強くこすってはいけない。

以上の注意を守って、安全に加湿器を使おう。

タンクに水を半分ほど入れて、キャップを締めてからよく振って、タンク内を洗い流す