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河森正治デザインの電動キックボード、AVIOT

電動キックボード「KB-S350」

AVIOTは、アニメーション監督/メカニックデザイナー/ビジョンクリエーターの河森正治さんとコラボした電動キックボード「KB-S350」の予約受付を、2月4日にGREEN FUNDINGで開始した。価格は165,000円。

AVIOTが設計・開発を行ない、河森正治さんがプロダクトデザインを担当する共同プロジェクト「AVIOT Ridepiece Project」の第一弾となる電動キックボード。無駄を排した流線的なフォルムでありながら、各部のコンポーネントにメカニカルな意匠を取り入れ、先進性、機能性、そして日本のメカニカルデザインの魅力を内包したデザインに仕上げた。

本プロジェクトのキービジュアルは「マクロスF」キャラクターデザインなどを担当し、河森正治さんとタッグを組んできた江端里沙さんによる完全新規描きおろし。「緻密さと疾走感を兼ね備えた美麗なイラストは必見」だとする。

本プロジェクトのキービジュアル

特定小型原付ならびに特例特定小型原付の保安基準に即した車両設計。歩道走行モードで6km/h、車道走行モードで20km/hを実現。スロットルを8秒長押しすることで、スピードを一定に保って走行できるオートクルーズ機能を備えた。

スピードを一定に保って走行できるオートクルーズ機能を備えた
「インストルメントパネル」では、視認性の高いLEDパネルにて走行モード、スピードメーター、走行距離、バッテリー残量、ウィンカー表示などが一目で確認できる

全長1,120mmとホイールベース848mm。機体の足回りは走破性と機動性の両立を考慮し、8.5インチのホイール径を採用した。搭乗時に足を乗せるデッキ部の全幅は545mmと余裕を持ったサイズ感とし、長時間の走行でも使用者に負担がかかりにくくしている。さらに、マグネシウム合金製フレームを採用することで、高剛性・軽量・振動吸収性を兼ね備えた。コンパクトで扱いやすいサイズ設計に加え、「3Wayヴァリアブルスタンド」という独自の3段変形機構を搭載する。

リアホイールには、悪天候でもブレーキ性能が落ちにくく、高い応答性と制動性を持つディスクブレーキを備える
搭乗時に足を乗せるデッキ部の全幅は545mmと余裕を持ったサイズ感を採用
専用設計のインホイールモーターを採用することにより、最大登坂勾配14%を実現する

都心でも郊外でも、シーンを選ばず快適に使用できるよう、3通りの用途を持ったスタンド、小型のツーリングバッグや、ヘルメットケースなどを収納できる「ツーリングキャリア」を備える。

3通りの用途を持ったスタンドを備える

展開時の本体サイズは、545×1,120×1,130mm(幅×奥行き×高さ)で、折り畳み時は545×1,120×414mm(同)。重さは18.85kg。制限体重は100kg。充電時間は約4時間。

先行販売開始を記念し、2月9日に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2025 冬」にて実車展示を行なうほか、2月中旬以降、スーパーオートバックスMITAKAマイクロモビリティ専門店にて試乗機を展開予定。このほか、2月4日からSHIBUYA TSUTAYA4階 SHARE LOUNGE内のGREEN FUNDINGブースに1/6スケールの高精度ミニチュアを展示する。