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象印、火力アップして米の甘み引き出す炊飯器「炎舞炊き」
2023年5月23日 10:05
象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き NW-FB型」を6月21日に発売する。ラインナップは、炊飯容量5.5合の「NW-FB10」と、同1升の「NW-FB18」。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、150,000円前後、156,000円前後。
釜内の温度を正確に検知する蒸気センサーの精度を向上
圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズは、複数のIHヒーターを内蔵し、釜内により激しい対流を起こして米の甘みを引き出す圧力IH炊飯ジャー。かまどの炎の激しいゆらぎを再現する「3DローテーションIH構造」を採用し、釜内の温度を正確に検知する蒸気センサーの精度を向上させた。
6つのIHヒーターを、部分的に順繰りに集中加熱していくことで、激しく複雑な対流を起こす「3DローテーションIH構造」により、縦に加えて横や斜めにも激しい対流を生み出すという。
2017年発売の従来機「NW-AT10」と比較すると、単位面積当たり4倍以上の大火力となり、より複雑で激しい対流を引き起こし、ふっくらとした粒感と甘みを引き出すという。さらに、釜内の温度を正確に検知する蒸気センサーの精度向上によって、更なる大火力を実現。中パッパ～沸とう維持工程の火力を今までよりも5％アップさせた。また、甘み成分の一つである還元糖量も従来機種と比べ3％アップしたとする。
内釜には、蓄熱性と発熱効率と熱伝導の良い「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」を採用。IHと相性が良く蓄熱性と発熱効率が高い「鉄」素材を、「アルミ」と「ステンレス」の層に組み込んだ。内釜のふち部分は特に厚くし、「炎舞炊き」の熱が外に逃げるのを抑え、大火力の熱を効率よく米に伝えるとする。
好みの食感を121通りの組み合わせで設定可能
炊飯時には、「かたさ」は3段階(軟・標準・硬)、「粘り」は5段階(弱2・弱1・標準・強1・強2)で選択するだけで、15通りの組み合わせで、好みの炊き分けができる「炊き分けセレクト」メニューを搭載。
さらに、前回食べたごはんの「かたさ」や「粘り」の感想を画面に表示されるアンケートに答えるだけで、炊き方を調整し、炊くたびに好みの食感に進化させる121通りの「わが家炊き」メニューを備える。
そのほかレンジであたためてもおいしい「冷凍ごはん」メニューや、無洗米専用のメニューも備える。
「NW-FB10」の本体サイズは、260×330×235mm(幅×奥行き×高さ)。重さは8kg。炊飯容量(白米)は、0.09〜1L(5.5合)。炊飯時の消費電力は1,240W。
「NW-FB18」の本体サイズは、295×360×265mm(幅×奥行き×高さ)。重さは9.5kg。炊飯容量(白米)は、0.18〜1.8L(1升)。炊飯時の消費電力は1,370W。
いずれも本体カラーは、濃墨(こずみ)と絹白(きぬしろ)の2色。
