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米の在庫が減ったら通知、再注文しやすい日立の圧力IH炊飯器
2023年6月8日 14:03
日立グローバルライフソリューションズは、スマホ連携が可能な5.5合炊きの圧力IH炊飯器「ふっくら御膳 RZ-W100GM」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,000円前後。
独自の炊飯方式「圧騰(あっとう)甘み炊き」を採用したIH炊飯器。アプリと連携することで専用コースでの炊飯や炊き上がりのカスタマイズに対応するほか、米の在庫管理や発注もできる。
京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」の技を取り入れ、ごはんの甘みを引き出し、粒立ちよく炊き上げる「圧騰甘み炊き」を新採用。浸水工程では水温に合わせ浸し時間を調整し、米にストレスがかからないような適温でじっくり吸水させる。加熱時は最高1.3気圧(最高107℃)まで一気に沸騰させ、蒸らし工程では加熱時に発生した蒸気を利用したスチームで、高温を維持しながらじっくり蒸らすことで、土鍋釜の炊き上がりのような粒立ちを実現したという。
新たに日立のコネクテッド家電対応アプリ「ハピネスアップ」との連携が可能に。炊飯コースや予約時間の設定ができるほか、「わがや流」コースでは炊飯後に炊き上がりの感想を入力すると、本体に記憶。次回「わがや流」コースでの炊飯時には、好みに近付いた炊き上がりになるという。
アプリ専用のメニューも用意。八代目儀兵衛のブレンド米「翁霞(おきなかすみ)」コースのほか、炊き込みごはんや煮物などの調理メニューが選べる。今後もコースやメニューを追加予定。
さらに米の在庫量を入力しておけば、炊飯時の量から米の残量を推定して目安を表示。あらかじめ設定した残量を下回ると通知が届く。またよく使う注文先のウェブサイトを登録すれば、そのままサイトにアクセスできる。
新米や、すしめしコースのほか、冷凍用コースを新採用。同コースでまとめて炊いて冷凍したごはんは、レンジで温めてもパサつかずにふっくらおいしく食べられるという。
本体は蒸気カット構造により炊飯中の蒸気がほとんど外に出ないため、棚の中に置いても蒸気がこもらず、設置場所を選ばないとしている。
本体サイズは248×302×234mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6kg。炊飯時の消費電力は1,400W。内釜はカーボンフッ素加工で6年保証。自立式しゃもじと計量カップが付属。本体カラーは漆黒。
「水温あわせ浸し」やアプリ連携機能が非搭載の下位モデル「RZ-V100GM」も同時に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,000円前後。本体サイズは上記RZ-W100GMと同様で、カラーはフロストホワイト、フロストブラック。
