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裏面まで宛名が消える「ラベケシ」サッとプライバシー保護!

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
シヤチハタ「感熱紙専用字消しペン ラベケシ」

宅配便の宛名ラベル、金融機関の利用明細表、レシートなどをそのまま捨てるのはちょっと不安。かといって、その都度シュレッダーにかけたり、黒の油性ペンで塗りつぶしたりするのも面倒。

そんな悩みを解消してくれるのが、印鑑・はんこでおなじみの、シヤチハタの感熱紙専用字消しペン「ラベケシ」です。感熱紙が使われている宛名ラベルやレシートの文字をなぞるだけで、その部分が跡形もなく消えるので、手軽に個人情報保護できます。

消したい部分をペン先でなぞるだけ

シヤチハタの感熱紙専用字消しペン「ラベケシ」の使い方は非常にシンプル。感熱紙が使われている宅配便の宛名ラベル、金融機関の利用明細表、レシートなどの消したい部分を、太めの平芯のペン先でなぞるだけです。

ペン先は太めの平芯
消したい文字をペン先でなぞるだけ

はじめて使用する際は、ペン先を上向きで1度プッシュして空気を抜いたあと、紙の上にペン先をあてて、芯全体がブルーに染まるまでプッシュを続けます。使用前にこの下準備を行わないと文字を消せないので注意しましょう。

ペン先を上向きで1度プッシュして空気を抜く
紙の上にペン先をあてて、芯全体がブルーに染まるまでプッシュを続ける

消したい文字をなぞるとペン先から特殊なインクが出て、直後はその部分が濡れたようになります。その後徐々に文字が薄れ、最後には完全に消失。表面はもちろん、裏側から見ても文字が消えていることがわかりました。

裏側から見ても文字が消えている

文字が消えるスピードは、ラベルやレシートによって少し差がある印象でしたが、なぞった直後にスーッと消えていくものがほとんどでした。インクが乾くと、なぞった部分は修正液を使ったときと同様の見た目です。ただし、修正液とは異なり、先に述べたように裏から見ても文字は残っていませんでした。

修正液や修正テープでは白塗りするだけなので、裏から見ても文字は残ったまま。一方、ラベケシを使うと完全に消えるので、プライバシー保護の観点では安心感があると思いました。

修正液を使ったときと同様の見た目
修正テープは裏から見ると文字が残ったままだが、ラベケシでは完全に消えている

なお、ラベケシで消した文字は元には戻せないので、記載内容をしっかり確認した上での使用がおすすめです。

なぞっただけで文字が消えるのはなぜ?

ラベケシを使うと、おもしろいくらい文字がスーッと消えていきます。なぞっただけで文字が消えるのは、熱を加えることによって発色する感熱紙の性質を逆手に取り、この化学反応を打ち消しているからです。

感熱紙には熱に反応する2種類の化学物質が入っており、熱を加えることで両者が結合し、発色(印字)する仕組み。ラベケシに使われているインクには、この結合を切断し、無色化する作用があるので、最初から文字が印字されていなかったかのようにきれいに消えてしまいます。

化学物質の結合を切断し、無色化

文字が無色化されるため、判別はほぼ不可能。シュレッダーを起動したり、ビリビリに破いたり、ハサミで細かく刻んだりする手間もなく、ペンでなぞるだけでスマートに個人情報保護できるのは便利だと思いました。

ペン型なのでかさばることもなく、ペン立てやペンケースに入れて保管できます。ジャケットの胸ポケットやバッグに入れても邪魔になりにくく、持ち運びしやすいのもうれしいポイント。玄関に置いておけば、荷物を受け取って、その場でラベルをサッと処理できるのも便利です。

ペン立てやペンケースに入れて保管できる
かさばりにくく、持ち運びしやすい

ちなみに、ラベケシはあくまで“感熱紙専用”の字消しペンであり、コピー用紙や封筒といった普通紙に印字された文字は、当然ながら消せません。宅配便やポスト投函便の宛名ラベルの中には普通紙が使われているタイプがあり、ラベケシを使えない場合もあるので注意しましょう。

普通紙が使われているラベルには非対応

シヤチハタの感熱紙専用字消しペン「ラベケシ」の実売価格は495円。使用にあたっていくつか注意点はあるものの、1本持っていると心強いと思いました。手軽に、かつスマートに個人情報保護対策をしたい人にうってつけのアイテムです。

手軽に、かつスマートに個人情報保護対策をしたい人にうってつけのアイテム
野本 美樹