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大容量×奥行きスリムな日立の冷蔵庫を見てきた。カメラ付きで食材管理も便利
2023年3月16日 12:05
日立グローバルライフソリューションズは、同社の冷蔵庫で3月上旬発売の「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」に関するセミナーを開催。こだわりのデザインや、大容量ながらに奥行きがスリムで使いやすいといった特徴を紹介した。
R-GXCC67Tは、定格内容積が670Lと大容量でありつつ、奥行き65.4cmのスリム設計であることが特徴。近年の働き方やライフスタイルの変化により、「まとめ買いや作り置きの食品を長持ちさせたい」「大容量でたっぷり収納したい」といったニーズが高まったことや、大容量冷蔵庫の購入時に重視する項目として“奥行き”の関心が高いことを考慮したという。
一般的なシステムキッチン(奥行き約65cm)に設置しても冷蔵庫の出っ張りが少なく、すっきりフラットに置けるとともに、庫内の奥の食品まで見やすく、取り出しやすいとする。
最上段の棚には、500mlのペットボトルやドレッシングなどの容器を立てたまま、奥の方まで収納が可能。また、冷凍室下段と野菜室には「電動引き出し」が搭載されており、ボタンを押すだけでラクに引き出すことができるなど、使いやすい機能が備わっている。
また、スマートフォンで冷蔵室の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭載。冷蔵庫の上部に搭載したカメラが、冷蔵室のドアを開けた際に、自動で冷蔵室の棚と左右ドアポケットを撮影。専用アプリ「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」により、スマートフォンからいつでも冷蔵室内の画像を確認できる。これにより、買い忘れや既に買ってある食材の二重購入を減らせるとしている。
さらに、冷蔵室の棚のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」や、肉や魚の保存に適した「特鮮氷温ルーム」、眠らせるように野菜を保存してみずみずしさを長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」、アルミトレイに置いて素早く美味しくホームフリージングができる「デリシャス冷凍」といった、従来の同社製品に搭載されている鮮度保持機能を採用した。
デザインはフラットかつシンプルな形状。トレンドのグレイッシュなモーブカラーと、周囲の空間をほんのり映し込む高輝度な金属調のバイブレーション仕上げで、住空間に調和しやすいとする。木目調のアクセントや、内部のハンドルにはステンレスを採用。ポイントとしてドアポケットにはスモークグレーカラーを取り入れ、重厚感を演出する。
3月上旬発売のR-GXCC67Tの定格内容積は670L。価格はオープンで、店頭予想価格は54万円前後。なお、2月中旬に発売した、冷蔵庫カメラ搭載の「まんなか冷凍 HXCCタイプ」の定格内容積と店頭予想価格は、R-HXCC62Tが617L/51万円前後、R-HXCC54Tが540L/45万円前後。
そのほか、2月中旬に発売した、冷蔵庫カメラ非搭載の「まんなか冷凍 HXCタイプ」の定格内容積と店頭予想価格は、R-HXC62Tが617L/45万円前後、R-HXC54Tが540L/40万円前後。2月上旬に発売した同じく「まんなか冷凍 HWCタイプ」の定格内容積と店頭予想価格は、R-HWC62Tが617L/43万円前後、R-HWC54Tが540L/37万円前後、R-HWC49Tが485L/35万円前後。
同社では、コネクテッド家電で製品ごとに提供しているスマホアプリの機能を統合し、使い方に合わせた家事サポートやメンテナンス提案などをするスマホアプリ「ハピネスアップ」を1月に配信開始。前述したすべての製品に対応する。なお、これまで提供している「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」など、各製品ごとのアプリは継続し、ハピネスアップから各アプリへアクセスできるようにしている。