ぼくらの自由研究室

食べ過ぎ予防にも役立つ猫用食器

1台3役の猫用食器があるということで試してみました。モノはCatitの「マルチフィーダー」です。

コレ、基本的には「ちょっと背の高い猫用食器」です。筒状で、直径19cm、高さ12.5cm。猫がラクな姿勢で(無理に下を向かずに)フードを食べられるという「高さ」が特徴的です。

また、フードを置く部分は2つあり、ひとつはウェットフードもドライフードも置ける上部のボール食器(トレイ)。そして、猫が手でホジホジしつつドライフードを出して食べられるホジホジ穴もあります。

ボール食器にウェットフード、ホジホジ穴にドライフードとして、一日量を置いておけば、猫が朝から夕方まで留守番状態でも安心。まず香りの強いウェットフードを食べ、足りなければホジホジ穴のドライフードを徐々にほじり出して食べるので、食べ過ぎにもなりにくいそうです。

さらに、食器の下の部分はフードストッカーになります。袋や缶に入ったフードを収めてもいいですし、ドライフードをザラザラッと入れておいてもOK。ボール食器、ホジホジ穴、フードストッカーの3つの機能があるわけですな。ともあれ、早速試してみましたので写真でどうぞ。

Catitの「マルチフィーダー」。わりと小振りですが、すぐれた機能性を備えています
上部はフタを兼ねていて外せます。フタを外し、内部にフードを保存しておくことができます。なお、フタは真上に上げないと開かない構造なので、猫が不意に開けてしまうもともなさそうです
まずはホジホジ穴にドライフードを入れてみました
さっそくホジホジする拙宅猫「とろ」
ホジホジ~
ホジホジ、ホジホジ
ホジ……あっ手応えが!?
ドライフードをゲット! 少量ずつ食べられるので食べ過ぎになりにくそうです。高さも適切で、ラクな姿勢で食べられるようです
次にボール食器にドライフードを置いてみました。ここにはウェットフードを置いてもいいんですが「とろ」はウェットフードだと盛大に食べ過ぎてしまうので……
ええっ? そんな姿勢で!? 「またドライフードか……」みたいな気分なの
あ~っ、食べる! ある意味、「非常にラクな姿勢でフードを食べられた」ということにもなりますが……
しかしこんな姿勢で食べるとは。この猫用食器も、この食べ方も、どちらも斬新です!

※この記事はペトハピの記事(2016年9月2日掲載)を転載したものです。

ペトハピ

2015年4月にImpress Watch ペット特集としてスタート。同年10月に「ペトハピ」創刊。2017年5月にインプレスから独立し、ペトハピ株式会社として運営中。ペットとオーナーが、どのように共生し、お互いに幸せになっていくかを提案するWebメディア。

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スタパ齋藤