ぼくらの自由研究室

“猫ひげ集める派”にオススメ!! 「猫のひげケース」がイイ感じ♪

猫ひげでフライをつくると魚がよく釣れる!?

猫と暮らし始めてしばらくして、猫の顔を見ていたら「あっ!」と気づきました。「猫ってマテリアルだな」と。

ここで言う「マテリアル」とは、フライ(毛バリ)をつくるための素材です。釣りに使う疑似餌ですな。鳥や兎や鹿などの羽根や毛をマテリアルとして使い、フライをつくるわけですが、猫の毛もそういう目的に使えそうです。というわけで、その日から猫の抜け毛を集め始めました。

拙宅猫「とろ」。スコティッシュ・フォールド(♂)の巨猫で、立派なひげで体の毛はモフモフです
拙宅猫「うか」。ロシアン・ブルー(♀)で、ひげはフツー。とても滑らかな毛並みです

集めたのは、まずブラッシングすると取れる毛。それから、たま~に抜け落ちているひげです。結果、わりとスグに集まり、猫マテリアルによる毛バリ完成。渓流の管理釣り場に行って使ってみたら、ソッコーで釣れてビックリ! スゴい猫毛パワー? ……魚にとって非常に珍しい存在だったから、思わずチョッカイを出してみたのかもしれません。

「あ……! 猫のひげと体の毛は、毛バリづくりのマテリアルになるかも!」と思いました
猫の毛だけでつくれそうな毛バリもあります

なお、猫毛バリづくりはその後すぐ飽きて、現在はやっていません。ですが、猫の抜け毛収集は現在でも続いています。

最初はブラッシング後の体毛も集めていましたが、アッと言う間に大量の抜け毛が集まってしまいました。換毛期だと、一度のブラッシングでゴルフボール大の抜け毛の玉がスグにできます。「こんなに大量に集めても……」というわけで、ブラッシング後の抜け毛集めは止めました。

そこで集め始めた猫の抜け毛。体の毛はいくらでも集まりますので、ひげを中心に集めるようになりました
単に「取っておいてある」だけ。見栄えがあまりよくありませんな

現在でも続いているのは、猫のひげ集めです。たま~にしか抜けませんし、また、抜けても発見できない(恐らく掃除機で吸っちゃったりしている)ことも多く、1~2カ月で1本発見&ゲットする程度です。ので、ある種のレア感もあり、わりと「鋭意収集している」という感じです。

抜けた猫のひげは、釣り雑誌の付録のルアーケースに入れています。しかし、なんかこう、「とりあえず」的な収納になっています。そこで「いい感じのケースはないかな」と探してみたら即座に専用ケースが見つかりました。専用ですよ、猫ひげ保存用の!

探してみたら「猫のひげケース」という製品が! 桐の小箱です。サイズは2種あります
ひげの持ち主の名前などを書くシール付き。箱の蓋の裏にちょうど貼れそうです

モノはビーグラッドの「猫のひげケース」です。通常サイズロングサイズの2サイズがあります。ひげ短めの「うか」用と、ひげ長めの「とろ」用を買ってみました。使ってみたらイイ感じで収まります。猫ひげが、高尚でありがたい存在に見えてきたりも。

さっそく使用。「とろ」のひげを入れてみました。箱はしっかりしたつくりで、高級感があります。金色っぽい紙が入っていて、そこに包むようにひげを入れます。何やら「ありがたい」ような感じがしてきますな~
こちらは「うか」のひげ。地味ですが、なんかおめでたいような、霊力があるような、そんな感じもします

えっ? 猫ひげなんか集めてない!? 存じております、「猫ひげ集める派」と「猫ひげ集めない派」があることを。でも集めると楽しいですヨ♪ 猫ひげってよ~く見ると美しいですし。マテリアルにもなりますし。集め始めると、床に猫ひげ落ちてると「あっ、ラッキー★」と楽しくなりますし。猫のひげはお守りにもなるという説もありますし、ゼヒ!

きっちりと猫のひげを保管できるようになりました。……猫毛ボール(猫の体毛で作った球体)はどうしよう?
猫毛ボールも集めるとおもしろいですヨ♪ 同じ猫なのに微妙に違う色のボールができたり。自分の毛でできた猫毛ボールで、猫が遊んだりもします

※この記事はペトハピの記事(2016年2月5日掲載)を転載したものです。

ペトハピ

2015年4月にImpress Watch ペット特集としてスタート。同年10月に「ペトハピ」創刊。2017年5月にインプレスから独立し、ペトハピ株式会社として運営中。ペットとオーナーが、どのように共生し、お互いに幸せになっていくかを提案するWebメディア。

https://pet-happy.jp/

スタパ齋藤