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パナの新エネファーム、リンナイの給湯システムと連動
2026年3月9日 14:05
パナソニック エレクトリックワークス社は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の戸建住宅向け新製品を4月1日に発売する。
「エネファーム」は、水素と酸素を化学反応させることで電気と水を発生させる機器。都市ガスやLPガスから取り出した水素を、スタックで空気中の酸素と反応させて発電する。発電時に発生する熱を給湯や床暖房にも利用するため、エネルギーロスが少ない点が特徴。
新製品はHEMSとの連携を強化することで、太陽光発電の自家消費を高める「HEMS連携おてんき連動」機能を搭載。HEMSから通知される太陽光発電の余剰電力予測を利用し、より細やかな運転計画を立てることで、太陽光発電を効果的に活用し、自家消費の向上を実現するという。
また、お湯に微細な気泡を発生させ、白濁した湯を楽しめるリンナイの給湯システム「マイクロバブルバスユニット」との接続に対応した。マイクロバブル温浴は専用リモコンを必要とせず、エネファームのリモコンから直接操作が可能。ふろ自動での湯はり終了後にマイクロバブル運転が自動で開始する「マイクロバブル連動設定」も搭載する。
さらに、系統電力の安定化に貢献するデマンドレスポンス制御にも対応。デマンドレスポンス(以下、DR)とは、系統電力がひっ迫するなど電力の需給バランスが崩れる場合に、需要側(家庭や企業)が電力の需給調整に協力する仕組み。電力系統の安定維持のため、需要側で電力需給バランスを調整するDRの重要性が高まっているという。
新製品では、ECHONET Lite通信を用いた発電要請に対応する機能を搭載。DR実施事業者からの発電要請をECHONET Liteで受信した場合、要請内容に合わせた運転計画を作成する。エネファームがDR実施事業者から発電停止指令を受けた場合は発電を停止し、上げDR(系統電力に余剰があり、需要側の電力を増やす)に貢献。逆にエネファームがDR実施事業者から発電要請指令を受けた場合は発電し、系統からの購入電力を抑制することで、下げDR(系統電力がひっ迫しており、需要側の電力を減らす)に貢献する。



