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ライフスタイル別カスタムe-bike、アウトドア家電にも興味津々! e-bike Watchブースも大盛況!!

e-bike Watchブース

5月26日に静岡・静岡市の清水港で開催された「サイクルドリーム@日の出」。e-bike Watchは昨年に続いて出展しました。モトベロとコラボして、ペット、子乗せ、ツーリング仕様のライフスタイルに合わせたカスタムe-bikeの試乗・展示。さらに、最新のアウトドア家電のタッチ&トライも実施。たくさんの人がブースを訪問してくれました。

会場は清水マリンパーク。開場時間から多くの人が列を作っていました
5月下旬でしたがこの日は夏日に。暑かったですが試乗コースは常に多くの人が走っていました。e-bike試乗もかなりの数
ランバイクエリアも設けられ、子連れのファミリーで賑わっていました
まずはe-bike Watchブースの様子を動画でお届けします

カスタムe-bikeの試乗も

e-bike Watchのブースは、入口に近いランバイクエリアの隣り。近くに清水マリンパークがあることもあり、家族連れの方が多く通りかかる場所でもあったため、カスタムe-bikeもファミリー向けや通勤向けのものを中心に展示しました。電動アシスト自転車専門店・モトベロとコラボし、ライフスタイルに合わせたカーゴバイク、ミニベロ、クロスバイクのe-bikeです。

子連れの人も多い場所にブースを設けることができたので、家族向けライフスタイルを意識して展示を行ないました
親御さんがe-bikeやアウトドア家電をチェックしている間、子供たちにはスーパーボールすくいを楽しんでもらいました

展示したカスタムe-bikeは3車種。チャイルドシートを装着したターンのカーゴバイク「HSD P9」、通勤やツーリングにリアバッグを装着したヤマハのクロスバイク「CROSSCORE RC」、ペット連れで出かけられるVOTANIのミニベロ「F3」を試乗車として展示しました。それぞれのカスタムのポイントをご紹介しましょう。

車体が長く重心の低いカーゴバイク「HSD P9」のメリットを活かして子乗せ仕様に
フロントには子供との遊び道具を運べるようにキャリアを装着
リアキャリアの長さを活かしてチャイルドシートを少し前方に配置。運転にも影響はありません
そうすることでパニアバッグを左右に装着できるため、通園時なども荷物をたっぷり運べます。パニアバッグはオルトリーブ製で脱着も簡単
「CROSSCORE RC」はツーリングで使いやすいようにリアキャリアを装着
防水バッグで急な雨でも安心。キャリアはベルクロで脱着できるタイプで、キャリアもバッグもオルトリーブ製
フレームの中央部にラックがあり、折りたたみもできるミニベロ「F3」はフロントにペット用のバスケットを装着
リクセン&カウル製のバスケットは脱着も簡単でペットとのお出かけに最適

上記の3台に加えて、編集部が所有するキャノンデールのミニベロ「Compact Neo」も持参し、どれも試乗が可能。走り慣れたサイクリストから、親子連れまで幅広い層の人たちにe-bikeを体験してもらえました。e-bikeの魅力を知るには乗ってみるのが一番なので、e-bike Watchでは今後もこういうイベントで試乗の機会を増やしていきたいところですね。

こちらの親子も2人で試乗
ミニベロならサドルを下げれば子どもでも乗れることもあります
e-bike Watchチームも気になるモデルに試乗。セリオの4輪電動アシスト自転車は荷物も積めて、転倒の心配もないので、高齢者の移動の足として良さそう

ポータブル電源などのアウトドア家電も展示

e-bikeと一緒に展示することが多いのがポータブル電源やアウトドア向けの家電。e-bikeを充電できるだけでなく、ブースに来てくれた人たちにも注目度が高いのです。今回も、自転車やアウトドアを楽しむ人たちが気になりそうな家電を展示しました。

ポータブル電源はJackery(ジャクリ)BLUETTI(ブルーティ)の最新モデルを持って行きました。コンパクトな200Whクラスから、大容量2,000Whクラスまで展示しましたが、意外と大容量モデルの注目度が高かったです。クルマに自転車を積んで出かけるような遊び方をしている人なら、容量が大きいほうが安心できます。e-bikeに充電するような使い方をするならなおさらですね。

Jackeryは容量256Whの「240」と632Whの「600 PLUS」、BLUETTIは204Whの「AC2A」と768Whの「AC70」を展示。ソーラーパネルで充電も行ないました
アウトドアエリアでの出展だったこともあり、興味津々の来場者も多く、スペックを含めてじっくりと実機をチェック。大容量モデルが気になる人が多かった印象です

コンパクトでアウトドアでも使いやすいSOTOMO(ソトモ)のサーキュレーターや、電子ケトル「AKE-380」、スタッキングクッカー「ASC-700」も会場で注目度が高かった製品。これらのアウトドア家電が当たる抽選も行いましたが、多数の人が応募してくれました。ポータブル電源と組み合わせると、アウトドアライフがかなり快適になります。

一番人気はソーラーパネルを装備するファンの「APF-560」(写真手前)。折りたためて、デザインもシンプルなのがいいですね

そして、我々としてもありがたい存在だったのがEENOUR(イーノウ)の「スポットエアコン3.0 PA600」と「ポータブル冷蔵庫D18」。この日はかなり暑かったので、スポットエアコンで涼を取る人や、ポータブル冷蔵庫で飲み物を冷やしたりと大活躍でした。EENOURでは「電動アシスト自転車 C4」もリリースしているので、それも持って行き、同ブランドの「ポータブル電源 P2001PLUS」で充電もしてみました。容量が2,000Whもあり、サブバッテリーもつなげるので、スポットエアコンを動かしながら充電しても全然余裕でした。

2,000Whの大容量ポータブル電源でスポットエアコンを動かしながら、電動アシスト自転車も充電
ポータブル冷蔵庫やスポット冷蔵庫は猛暑の日本では欠かせないアイテムになりつつあります。来場者も興味津々で「こんなに冷えるの?」と驚いていました
ポータブル冷蔵庫はさらに大容量の「D45」も。「D18」は500mlペットボトルが15本、「D45」に至っては31本も入ります。暑い日の強い味方でした
充電用の電動アシスト自転車を試乗したいという人も

多くの来場者といろいろ話をしましたが、e-bikeの注目度は相変わらず高いですね。たまたま通りかかった人も足を止めていました。試乗した人も、1台乗るとほかのモデルも気になるようで、連続して試乗する人も多数。やっぱり乗り比べると、違いがわかっておもしろいですよね。

ポータブル電源などアウトドア家電に興味を持っている人もかなり多く、やはりe-bikeに興味のある層と重なることが多いという印象。でも、個人的にはスーパーボールすくいに夢中になってくれる子供たちがたくさんいたことが一番うれしかったです。筆者も子供の頃にハマった記憶がありますが、世代が違っても人気なんですね。こういう、実際に触れて、乗ってもらえるイベントにはどんどん参加していきたいと思っています。

サイクルドリーム@日の出は家族で楽しめるイベントです
ず~っと途切れずに子供たちが楽しんでくれていたスーパーボールすくい。子供に喜んでもらえると、こちらもうれしい
イベントではBMXのショーも行なわれていました。自転車ってこんなに飛べるんだ……と驚きました
増谷茂樹

乗り物ライター 1975年生まれ。自転車・オートバイ・クルマなどタイヤが付いている乗り物なら何でも好きだが、自転車はどちらかというと土の上を走るのが好み。e-bikeという言葉が一般的になる前から電動アシスト自転車を取材してきたほか、電気自動車や電動オートバイについても追いかけている。