ミニレビュー

筆ペン初心者にもいいPILOT「瞬筆」書道のプロが使った印象は?

ミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
PILOT「瞬筆<しゅんぴつ> 小筆 -やわらかめ-」で書く寒中見舞い

結婚のご祝儀袋や、お礼の手紙を送るときなどに役立つ筆ペン。種類は様々ですが、どれが良いか……と、迷うのも無理はありません。

そこで、書家である私「瑞仙(ずいせん)」が、使ってみてよかった筆ペンと、その特徴を紹介していきます。

さて、1月から2月4日頃の「立春」までの期間に送る「寒中見舞い」は、寒さの中で相手を思い、そっと言葉を届ける季節の挨拶です。

新年の慶事や祝いの雰囲気を含む年賀状とは異なり、祝いを避け、「寒中御見舞申し上げます」や「ご自愛ください」といった簡潔な言葉で気持ちを伝えるこの文化は、文字そのものの表情が大切にされてきました。

そんな寒中見舞いをしたためるために今回選んだのは、PILOT(パイロット)の「瞬筆<しゅんぴつ> 小筆 -やわらかめ-」です。

この筆ペンは、やわらかな線、強弱を自然に表現でき、寒中見舞いに込める静かな心遣いを、文字として残すのに適しているからです。

瞬筆<しゅんぴつ> 小筆 -やわらかめ-
メーカーPILOT
商品名瞬筆<しゅんぴつ>
小筆やわらかめ
型番P-SVS-30KS
価格330円

従来の筆ペンでは、穂(筆先)が柔らか過ぎ、筆線の流れをコントロールするのが難しいのですが、このペンは程よい柔らかさ。筆ペン初心者でも扱いやすいです。

穂が短く、柔軟な動きができるため、太い線やまろやかな温かい線も書くことができます。そのため、普段から筆ペンを使い慣れている方にもおすすめ。

香典袋や年賀状、手紙など、オールマイティに使えるので、ペンケースに入れておくと便利な一本です。

動画の最後のほうの「申し上げます」の「す」の書き方に「ん?」と思った方もいるかもしれません。今回は、ひらがなの「す」の元になった変体仮名の「す」……漢字の「寸」に寄せた記し方をしています。

瑞仙(ずいせん)

本名・森未来。東京藝術大学の音楽学部に在籍。専攻はコントラバス。商標やロゴ、御朱印、表彰状の筆耕など書家としても活動。所属する「Tokyo Iriya Shodo Club」では、外国人向けの書道セミナーで、講師を務める。

Tokyo Iriya Shodo Club