e-bike日々徒然

実はガチな人たちにもe-bikeやアウトドア家電の楽しさを伝えています

e-bike Watchではe-bike関連イベントやレースにも積極的に参加していますが、時にはペダルバイクのガチ系レースイベントに出展することもあります。まだe-bikeに乗っていない人たちにも、魅力を知ってもらいたいというのがその理由。今年の3月には伊豆で開催された「MERIDA X BASE presents 伊豆の国シクロクロス Supported by 湘南CX」(以下、伊豆の国シクロクロス)にも出展しました。

シクロクロスってどんなレース?

「伊豆の国シクロクロス」は「湘南シクロクロス」シリーズの1戦となるレースで、e-bikeユーザーにも馴染みのあるMERIDA X BASEにほど近い河川敷のコースで開催されました。かなり立派なコースになっていて、走ったら気持ち良さそうな場所でした。

狩野川の河川敷に作られた特設コースでのレース

シクロクロスといってもご存じない人もいるかもしれませんが、ドロップハンドルの自転車で未舗装路を走るレースで、実はMTBレースよりも長い歴史を持っています。シクロクロス向けの自転車は、やや太めのブロックタイヤを履いていて、近年流行りのグラベルロードに似た作りです。全体が見渡せるようなサイズのコースを周回するレースなので、見る側にとってはレースの流れが掴みやすくて楽しみやすいところも人気があります。

河川敷に作られたコースなので、土手の上から全体が見渡せます
今回のレースではスタートは舗装路ですが、すぐにダートに突入して行きます
速い人たちは未舗装路とは思えないスピードでコースを周回
シケインと呼ばれる自転車を担がなければいけない場所が設けられているのもシクロクロスの特徴
上級ライダーの中には、シケインをバニーホップで乗ったまま越えていく選手も

e-bike試乗だけでなく便利なアウトドア家電も展示

そんなシクロクロスレースの会場なので、e-bike Watchではミヤタ「ROADREX i 6180」やBESV「JGR1.1」など、レースとも相性の良いグラベルモデルを中心に試乗車を持って行きました。ほかにも、土で汚れるレースなのでボッシュ製コードレス洗浄機「FONTUS」や、BLUTTIのポータブル電源も持ち込みました。

e-bike Watchブース。自転車グッズや飲食物を販売するわけではないので、ちょっと異彩を放っていました
シクロクロス車に近いグラベルタイプのe-bikeを試乗車として用意
ボッシュのコードレス洗浄機はお試しで使用可能で、ポータブル電源はスマホの充電などにも使えるように
BLUTTIのポータブル電源は864Whの「AC70P」と1152Whの「AC180」を持って行きました
天気が良かったのでソーラーパネル「PV120」も展開。結構しっかり充電してくれました

グラベルタイプのe-bikeを用意したおかげもあってか、試乗をしてくれた人も結構いました。観戦に訪れていた人もいれば、レースにエントリーしている人も合間に試乗に来てくれたり。シクロクロスレースを走る人たちにも、e-bikeが気になっている人は少なくないようです。結構e-bikeに詳しい人もいました。

試乗は土手に上る坂道と、土手の上のサイクリングロードになっている部分で走ってもらいました
試乗後はポータブル電源で淹れたコーヒーを飲んでもらいながら感想などを聞きました
レースのオフィシャルスタッフもe-bikeに興味があるようで見に来ていました

この日はドライコンディションだったこともあって、車体はあまり汚れなかったようで、残念ながら洗浄機を使いに来た人はいなかったので、試乗車を洗うのに使いました。15Lの内蔵タンクに水を溜めておけて、バッテリーで駆動するのでこういう場所で使うに最適。シクロクロスやMTBに乗る人には魅力的です。

ボッシュ製コードレス洗浄機「FONTUS」は噴射モードを4種類から選べます
汚れや使用する箇所に合わせて設定できるのも便利
クルマの洗車にも使えるので1台あると重宝します

レースの最後には、参加者のためのプレゼント抽選会が行なわれましたが、そこにも景品を提供しました。e-bike Watchで用意したのはSOTOMOのアウトドア家電やJackryのコンパクトなポータブル電源。自転車を趣味としている人たちに便利に使ってもらえそうな物をセレクトしたので、当選者にはとても喜んでもらえました。

抽選会の様子
通常ではお目にかかれない家電プレゼントに当選者たちが大喜びだったのは嬉しかったです
増谷茂樹

乗り物ライター 1975年生まれ。自転車・オートバイ・クルマなどタイヤが付いている乗り物なら何でも好きだが、自転車はどちらかというと土の上を走るのが好み。e-bikeという言葉が一般的になる前から電動アシスト自転車を取材してきたほか、電気自動車や電動オートバイについても追いかけている。