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パナソニック、家電を買わずにレンタルして食材が届くサブスク。炊飯器+銘柄米など

EATPICK

パナソニックは、食に関するコミュニティサービス「EATPICK」を6月8日にリニューアル。炊飯器やトースターなど家電と食材を合わせた月額3,980円のサブスクリプション(定額制)サービス「foodable(フーダブル)」を開始するほか、腸活サービス、食のSNSを提供する。

2020年に開設したEATPICKは、自分の食事記録をカレンダー形式で残すほか、他ユーザーと情報交換、マルシェで買い物などができるWebコミュニティサービスとして展開。会員数は25万人で、述べ300万人以上が利用している。

今回のリニューアルにより、デザインを刷新してタイムライン表示などの直感的なUIを採用。スマートフォンアプリ版も提供し、SNSとしての交流しやすい環境づくりを目指す。EATPICKを盛り上げるユーザーであるアンバサダーや、生産者と直接繋がる楽しみも提供するという。

サブスクで銘柄米ごはん、なめらかスムージー、手作りパン、焼きたてパンを自宅で

注目のサービスとしては、これまで試験的に導入していたキッチン家電と食材を組み合わせたサブスクリプションサービスを「foodable」として4つのコースで本格的に展開する。

いずれも料金は月額3,980円でコースに応じたキッチン家電がレンタル提供されるほか、それに合わせた食材が毎月届く。後述する所定の利用期間を過ぎた後は、1カ月単位で自動更新。手数料を支払うことでレンタル機器を買い取ることも可能となる。

foodable

「ごはんソムリエ厳選 銘柄米食べくらべ」は、毎月届く3種類の全国各地の銘柄米と、63銘柄炊き分け機能搭載の炊飯器のフラッグシップモデル「おどり炊き SR-VSX101」のセット。ごはんソムリエが薦める26の銘柄米から好きな組み合わせを選ぶことができ、それぞれの銘柄米の持つおいしさが最大限に引き出されたごはんの食べ比べを楽しめるという。最低利用期間は2年間。

おどり炊き SR-VSX101
ごはんソムリエ厳選 銘柄米食べくらべ

「100%オーガニックスムージー 手軽においしく飲む健康」は、毎月届くオーガニックスムージーキットと、コンパクトなタンブラーミキサー「MX-XP102」のセット。冷凍/カット済みの100%オーガニック野菜と果物をバランス良く組み合わせた冷凍スムージーキットが届く。パナソニック独自の高切削性ファイバーカッターを搭載したタンブラーミキサーに解凍した食材を入れるだけで、口当たりなめらかなスムージーが簡単に楽しめるという。スムージーキットの提供は楽天ファーム。最低利用期間は6カ月間。

100%オーガニックスムージー 手軽においしく飲む健康

「選べるパンミックス ふっくら焼き立て初体験」は、選べるオリジナルのパンミックスと、ホームベーカリー「SD-MT3」のセット。パンミックスを入れるだけで、簡単に焼きたて食パンを楽しめるという。最低利用期間は1年間。

選べるパンミックス ふっくら焼き立て初体験

「風味豊かなパンで目覚める お手軽ベイクアップ」は、国産小麦粉を使用した職人こだわりの冷凍パンと、自動でパンを最適に焼き上げるオーブントースター「ビストロ NT-D700」のセット。こだわりのパンが冷凍で届き、いつでも風味豊かにおいしいパンが食べられるという。最低利用期間は1年間。

風味豊かなパンで目覚める お手軽ベイクアップ

腸活サービスで自分の“菌キャラ”チェックと食のアドバイス

インナービューティの向上を目指すサービス「おいしく腸活」は、自分の腸内環境を解析キットで見える化した上で、コミュニティや日々の食事を記録に残せる食のパーソナルカレンダー、献立ナビ、マルシェなど、各サービスに連動した腸活を提案する。料金は月額3,980円で、6カ月のプランとなる。こちらは家電とは直接つながらない単独のサービスとして展開する。

インナービューティサービス「おいしく腸活」

腸内フローラ解析を手掛けるベンチャー企業のサイキンソーと協業。同社のキットを利用して自宅で依頼できる腸内フローラ解析で、自分の保有する菌が“菌キャラ”として分かる。それを元に、各個人の腸内環境にパーソナライズされたレシピや献立提案、腸活コミュニティ、EATPICKマルシェでのオリジナル発酵食や腸活食材の購入など、食を通じた腸活をサポートするという。