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パナソニック、低糖質パンや生食パンが作れるホームベーカリー。焼き上がりが年中安定

ホームベーカリー「ビストロ」SD-MDX4

パナソニックは、独自の「3D匠ねり」と「Wセンシング発酵」を搭載したホームベーカリー「ビストロ SD-MDX4」と、ホームベーカリー「SD-MT4」「SD-SB4」の3機種を9月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に49,000円前後、42,000円前後、28,000円前後。

食パン、生食パン、ヘルシーなパンを1年中おまかせでおいしく焼き上げる1斤タイプのホームベーカリー。

パナソニックは従来からパンをつくる「ねり」「発酵」「焼成」の工程のうち、「ねり」と「発酵」に独自技術を有しているという。今回の新製品では、独自の「3D匠ねり」と「Wセンシング発酵」を採用。

「3D匠ねり」は、パンケースの突起とパン羽根の設計とプログラムにより、生地を「たたく」「伸ばす」を3次元に行なうねり方。プロの技法を取り入れ適切に生地をねることで、しっかりと生地が伸びて膨らみやすくなるという。

「Wセンシング発酵」は、2つのセンサーで室温と庫内の温度をみはり、季節や運転時の室温の変化によってイーストの投入タイミングやプログラムを自動調節する機能。一年中安定して焼き上がり、おいしいパンを作れるとする。

SD-MDX4とSD-MT4には新メニューを搭載

このほか、SD-MDX4とSD-MT4には生食パンに最適な「リッチ パン・ド・ミ」メニューと、糖質を抑えた「低糖質パン」メニューを新搭載。

「リッチ パン・ド・ミ」メニューはしっとりときめ細かくやわらかい食感の生食パンを焼き上げる

生クリームなどを多く使うパンはグルテン生成が難しく、膨らみにくい傾向があるが、「リッチ パン・ド・ミ」メニューではプロセスを見直し、ふっくらと焼き上げるという。

具体的には「ねり」と「ねかし」の工程を増やし、「ねかし」の工程で粉と水の結合を促すためしっとりとした生地に仕上がるとする。また、「発酵」の工程では、細やかな温度調節と最適なガス抜きを行ない、しっとりとしたきめ細かくやわらかい食感に焼き上げるとしている。

新搭載の「低糖質パン」メニューでは、新たに日清フーズが監修した「低糖質パンミックス SD-LCM10」を使うことで、糖質約60%オフでもふっくらとして翌日までしっとりおいしいパンを焼き上げるという。

SD-MDX4とSD-MT4はインバーターモーターと、遠赤フッ素パンケースを搭載。SD-MDX4のみマニュアル操作が可能。レーズン・ナッツ投入はどちらも自動。オートメニュー数はSD-MDX4が43、SD-MT4が41。

SD-MDX4の本体サイズは、263×356×353mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6kg。消費電力は430W。カラーはブラック。SD-MT4の本体サイズは、241×304×347mm(同)で、重量は約5.6kg。消費電力は430W。カラーはホワイト。

ビストロ SD-MDX4
ホームベーカリーSD-MT4

SD-SB4は誘導モーターを搭載。フッ素パンケース。レーズン・ナッツ投入は手動。オートメニュー数は22。本体サイズは、241×304×337mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.5kg。消費電力は370W。カラーはホワイト。

ホームベーカリーSD-SB4