ニュース

ポラール、ユーザーの体調に合わせて、最適なトレーニング内容を提案するGPSフィットネスウォッチ

 ポラール・エレクトロ・ジャパンは、トレーニングログや睡眠データを活用し、フィードバック機能を強化したGPSフィットネスウォッチ「POLAR Ignite(ポラール・イグナイト)」を7月下旬発売する。価格は27,800円(税抜)を予定。

Polar Ignite(ポラール・イグナイト)

 トレーニングログや睡眠データを活用し、ユーザーに合わせたトレーニング内容を提案するGPSフィットネスウォッチ。

 毎日使えるものをということで、軽量で薄型、さらに長いバッテリーライフを目指し改良されたとする。ケースは8.45mmまで薄型化され、重さは35gとなっている。実際に腕に装着してみると、スマートウォッチなどにありがちな見た目のゴツさはなく、厚みを感じることもなかった。

実際に装着したところ
ケースの厚さは8.45mmと薄い

 それでいて、GPSと心拍計測機能を使っていても、18時間という長時間のバッテリーライフを実現。24時間の心拍計測のみであれば、最大5日間の使用が可能だという。

 そのほか、反応が速く視認性の高いカラータッチディスプレイを採用し、操作性も向上。ベルト部はシリコン(TPU)製ストラップを採用。自分にあったベルトへの交換を可能とした。本体カラーは、BLACK/WHITE/YELLOWの3色。

本体カラーは、BLACK/WHITE/YELLOWの3色

 フィットネストラッカーとしての機能面では、GPSやPrime Precision HRセンサーを搭載し、ランニングやウォーキング時に正確な運動量を測れるという。また30mの防水仕様で、スイミングでも安心して使える。さらに、プールの長さを設定すれば、距離やペース、ストロークまで計測するという。そのほか、一般的なフィットネストラッカー(活動量計)と同様に、心拍ゾーンや消費カロリーの表示にも対応する。

 フィットネス時の他にも、より良い睡眠へと導くことを目的に、新開発の睡眠分析技術「Sleep Plus Stages」を採用している。従来から測定していた、「睡眠時間計測・目標睡眠時間・睡眠継続度・自身のレーティング」のほか、新たに「レム睡眠・深い睡眠/浅い睡眠(ノンレム睡眠)」を判別しグラフ化できるうえ、「睡眠サイクルとサイクル回数」、「睡眠ステージと各ステージの時間」、「睡眠中の呼吸数」、「自分の各睡眠ステージの平均と前夜の比較」、また総合的な「睡眠スコア」の表示にも対応する。

睡眠関連の情報を、Ignite本体で表示した場合(左)と、専用スマートフォンアプリで表示した場合(右)
PCブラウザで「Polar Flowウェブサービス」にアクセスすれば、さらに詳細が把握できる

 また、睡眠と自律神経系を分析することで、睡眠後の回復状況を「Nightly Recharge」として表示。睡眠をとった後に、身体やメンタルがどれだけ回復できたかを示すという。

 なお、自律神経の働きは、交感神経系が活発な場合には、呼吸数や心拍数が上がり、心拍変動が下がることで分かるという。逆に、副交感神経系が活発な場合は、呼吸数や心拍数が下がり、心拍変動が上がるとする。

睡眠をとった後に、身体やメンタルがどれだけ回復できたか6段階で示す
実際にIgniteで表示させたときのイメージ(発売時には日本語に対応)

 睡眠分析やトレーニング目標にあったパーソナライズされたトレーニングガイド「FitSpark」、ストレスを和らげリラックスするためのエクササイズガイド「Serene」などを搭載する。

 「FitSpark」は、過去28日のトレーニング履歴などをもとに、ユーザーの体調に合わせたトレーニング内容をリコメンドする。時間の取れる週末には、長い時間のトレーニングを優先したり、睡眠後の回復(Nightly Recharge)が少ないユーザーには、強度の低いトレーニングをすすめたりするという。

カーディオや筋力トレーニングなどのプログラムからガイドする
Igniteでの表示

 同社の代表取締役社長・園部 英生氏は、次のように語った。

 「これまでのフィットネストラッカーは、トレーニングのログや睡眠データを記録することに力を入れてきました。ただ、取得したデータを、ユーザーがどう活用するのか? その点がフィットネストラッカーの弱い部分だったと思います。

 Igniteでは、そのフィードバック機能を強化しました。多くのデータをもとに、パーソナライズした提案をユーザーにしていきます」

代表取締役社長・園部 英生氏