カシオ、最適なペース配分での運動をサポートする、心拍計測機能を搭載した「PRO TREK Smart」

　カシオ計算機は、心拍計測機能を搭載したアウトドア向けリストデバイス「PRO TREK Smart(プロトレックスマート) WSD-F21HR」を、9月13日に発売する。価格は56,000円(税抜)。

PRO TREK Smart「WSD-F21HR」

右側面には「MAP」「電源」「APP」ボタンを配置

左側面

新たに光学センサーを搭載し、心拍計測機能を備える

ベルト部

　Bluetooth接続でスマートフォンと連携する、OSにWear OS by Googleを採用したスマートウォッチ。耐久性の高いハードウェアなうえに、トレッキングやサイクリング、スノー、パドルなど、各種アウトドアアクティビティ中に、計測データをリアルタイムで表示する独自アプリを用意。アウトドアシーンの利用に適しているとする。

　従来から備えるGPSによるオフライン地図表示機能と合わせて、新たに心拍計測機能を搭載。ペース管理やコースの確認ができ、ランニングやトレイルランニングで、より使いやすくなったという。

　アプリ「アクティビティ」のランニングとトレイルランニングの両メニューで表示するデータは、ユーザーが選択可能。最大4パターンまで、本体でプリセットできる。

　走っている最中に走った距離やゴールまでの残り距離を確認することで、自身のモチベーション向上や、心拍数やペースを可視化することで、適切なトレーニングになっているかを、確認するのに役立つとする。

カラー地図は最大5カ所まで保存でき、オフライン時にも表示可能。また「ランニング」「トレイルランニング」アプリ中の表示データは、心拍数やペース、距離などの項目からユーザーが3つ(上段/中段/下段）を、本体の操作だけでカスタマイズして選択可能。最大4パターンを登録できる

　また、新たなウオッチフェイス「ハートレート」を搭載。加速度センサーが動きを検出すると、自動で心拍計測画面に切り替わり、心拍情報が5段階の心拍ゾーンで表示し、視覚的に把握しやすくするという。

ウオッチフェイス「ハートレート」 通常画面

ウオッチフェイス「ハートレート」 計測画面

　OSにWear OS by Googleを採用するため、各種Googleアプリサービス、登山・トレッキングアプリ「YAMAP」やランニング・サイクリングアプリ「STRAVA」など、対応する多彩なアウトドア・スポーツアプリを利用できる。

　ボディ部のサイズは約57.7×61.7×16.8mm(幅×奥行き×厚さ)。重さは約81g(バンド含む)。充電時間は常温で約2.5時間。GPS未使用時の電池寿命は、通常使用(カラー表示)で約1.5日。時計とセンサーのみを使用する場合は約1カ月。Bluetooth V4.2とWi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)を搭載。防水性能は5気圧。ディスプレイは1.32インチのカラーTFT液晶(320×300ピクセル)＋モノクロ液晶。静電容量式タッチパネルを採用。スマートフォンの対応OSは、Android 4.4以上、iOS 10以上。