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セールス・オンデマンド、最大30日間使える電子ペーパーと、アナログ時計のハイブリッドスマートウォッチ

 セールス・オンデマンドは、ハイブリッドスマートウォッチ「GLAGOM ONE(グラーゴム ワン)」を、7月31日に発売する。価格は27,000円(税込)QA。

 公式直販サイトまたはAmazon.com、楽天市場で販売。なお、本日より予約を開始。また8月12日まで発売キャンペーンを行なう。キャンペーン期間中、公式直販サイトでは、通常価格から20%引きの21,600円で購入可能。また、Amazon.com楽天市場で購入する場合は、通常価格の20%分のポイントが付与される。

「GLAGOM ONE(グラーゴム ワン) 」シルバー

 時計の文字盤にE-Inkの電子ペーパーディスプレイを採用し、最大30日間のロングバッテリーを実現したスマートウォッチ。また、時計のムーブメントを備え、2針により時刻を常に確認できる。

 2針時計の電源はボタン電池。電子ペーパーでの表示ができなくなっても、2針時計は単体で約2年間駆動する。なお、搭載クオーツは日本製。

E-Inkの電子ペーパーディスプレイを搭載した2針時計
バッテリーがなくなっても、2針のアナログ時計は駆動する

 スマートフォンの専用アプリと接続すると、内蔵する加速度センサーや光学式心拍センサーにより、歩数や睡眠状態、心拍数の計測と記録が可能になる。また、スマートフォンへの電話着信、メール、SMS、SNSの通知を、振動して知らせる。

スマートフォンとBluetoothで接続
睡眠状態などをアプリで把握できる
通知機能を選択する画面
選択できるSNSなどのサービス

 使用用途によって、ビジネスモード、スポーツモード、レジャーモード、省電力モードから表示する項目や形式を切り替えられる。

 ビジネスモードでは、登録したスケジュールの開始時間帯を、外周サークルのバーで表示。スポーツモードでは、設定した1日の歩数目標の達成度を外周のサークルバーで表示する。レジャーモードでは、外周のサークルバーが10秒おきに円を描くように秒を表示するという。省電力モードでは、すべてのディスプレイ表示やアイコン、振動による通知をなくし、ディスプレイ用バッテリーの消費を最小限に抑えるという。同モードでは、Bluetooth接続は継続するため、アプリとの接続は可能。

ビジネスモード、スポーツモード、レジャーモード、省電力モードを用意

 デザインは、2針のアナログ時計とモノクロの電子ペーパーディスプレイ、シンプルなケースという、必要なデザインと機能に厳選したミニマルデザインだとする。シンプルなデザインなので、カジュアルからビジネスまで、多彩なシーンやファッションに合わせやすいという。

 ケース径は約41mmで、ケース厚は約13mm。重さは約48g。ケースは、316Lステンレススチール製。ガラス材質はミネラルガラス。3気圧防水。ケースカラーは、ブラック、シルバー、ゴールドの3色。

ミニマムなデザインと長寿命が魅力

 発表会には、時計ライターの竹石 裕三氏が登壇。時計のトレンドに加え、GLAGOM ONEの魅力を語った。

 「今はデザインがシンプルな時計がトレンドとなっています。そうした時計は、服装や着用するシーンなどを選ばずに身につけられます。オールマイティに使える、というのが選ばれるポイントです」

時計ライターの竹石 裕三氏
GLAGOM ONEの側面

 デザインについては、電子ペーパーディスプレイがブラックとホワイトで切り替えられる点と、ストラップが気軽に付け替えられる点についても評価した。

 「時計は、文字盤の色を変えるだけで、表情がガラッと変わるものです。GLAGOM ONEは白と黒だけ、というのも潔くていいですよね。スマートウォッチは、何十種類も文字盤デザインが変えられるものもありますが……正直、多くのデザインから選ぶのも煩わしいです。

 ストラップも市販品を買って工具不要で付け替えられます。ケースがミニマムデザインなので、ラバーストラップでも、レザーストラップでも合わせやすいです。僕は今、ナイロンストラップに付け替えて使っています。すするとカジュアルな印象になるし、季節や装着シーンによって、付け替えるのも良いと思います」

ダイアルは黒と白の2色から選べる
ダイアルの色を変えるだけで印象はガラッと変わる
竹石氏はナイロンストラップに付け替えている

 また、実際にGLAGOM ONEを使っている体験から、その魅力についても語った。

 「使ってみた最初の印象は、やはりミニマルなデザインが良いなということでした。メール通知などを表すアイコンもシンプルなので、全体のミニマルさが崩されないんですよね。今もそう感じています。

 また、最大30日間も使えるというのが、すごく実用的です。スマートウォッチのバッテリーは、長いと2〜3週間持続するものもありますが、一般的な時計と比べると、たったそんなもんかと感じてしまいます。

 時計は、基本は時刻を確認するためのものですよね。それを毎日のように充電しなきゃいけないのは、ナンセンスです。特に今は、スマートフォンなど充電しなければいけないデバイスがあります。だから、1カ月に1回の頻度で充電すれば良いGLAGOM ONEは、使い続けやすいと思います」

充電は専用ケーブルを使用
マグネット式で、ケース背面にピタッとはめる