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体温でも太陽でも発電する、充電不要なスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」の第2世代
2019年12月20日 15:30
MATRIX Industriesは、温度差発電と太陽光発電を備えた、充電不要なスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch Series 2(パワーウォッチ シリーズツー)」3モデルを発売した。ラインナップは、STANDARD EDITION、PREMIUM EDITION、LUXE EDITIONの3モデル。各モデルは、採用されるストラップ素材が違う。価格は順に59,800円、69,800円、79,800円(いずれも税抜)。
ユーザーの体温による発電/蓄電に加え、太陽光による発電機能を備えたスマートウォッチ。前モデルと比べて発電効率が大きく向上したため、視認性の高いフルカラーディスプレイや心拍計、GPSなどを新たに搭載したという。
人の体温を電気に変える「TEGモジュール」を備え、物体の温度差が電圧に直接変換されるゼーベック効果を利用し、素子の表面と裏面に温度差を与えることで、電気を生成するという。
GPSを搭載したため、「ランニング」や「ウォーキング」「サイクリング」などのアクティビティートラッキングモードを備え、距離や時間、平均ペース、消費カロリーなどを記録できるとする。またスマートフォンと連携させれば、着信、各種メッセンジャーアプリのメッセージのほか、新着情報などをバイブレーションで通知。着信相手の名前やメッセージ、ニュースなどの概要をディスプレイで確認できるという。
新たなスマートフォンアプリ「MATRIX PowerWatch 2」では、体温や太陽光による発電量と合算値(時・日・月)を確認できるほか、歩数、カロリー、睡眠、心拍数(時・日・月)や、各アクティビティでの時間、距離、カロリー、平均ペースが把握できる。また、測定データは、AppleのヘルスケアアプリやGoogleのフィットネスアプリと連携させられる。
デザインは、前モデルの意匠を引き継ぎながら、ケースの厚みや微細なバランスの調整を行なったとする。風防にはサファイアクリスタルガラスを採用するほか、ケースには軽量で強靭なアルミニウム合金を使用。200mの防水性能も備えた。
STANDARD EDITIONのバンドには高品質のシリコンバンドを採用。また、PREMIUM EDITIONはステンレススチールを、LUXE EDITIONではステンレススチールのミラネーゼを使用している。
各EDITIONともケースサイズは47×16mm(直径×高さ)。重さは、STANDARD EDITIONが70g、PREMIUM EDITIONが135g、LUXE EDITIONが120g。