ミニレビュー
デザインも機能もコスパも好印象♪ LEDライトも装着できるヘルメット「LAZER CAMELEON」
2021年3月15日 08:30
日頃使いからスポーツライド、たまにはトレイルライドにまで使える、なんかこー汎用的な自転車用ヘルメットはないかな~、と探していて見つけたのが「LAZER CAMELEON(レイザー カメレオン)」。筆者の個人的な印象ですが、スポーティー過ぎず、派手ということもなく、デザイン的に通勤にも使えそうでありつつも、スポーツ走行時の実用性もある、という「レンジの広さ」が感じられる自転車用ヘルメットです。
ちなみにLAZER(レイザー)ブランドは、ベルギー発祥のヘルメットブランドで、その歴史は100年を超えるのだとか。ショップの自転車用ヘルメットコーナーではよく見かける有名ブランドですね。
さておき、早速このLAZER CAMELEONを試してみました。写真を中心にLAZER CAMELEONをご紹介したいと思います。
落ち着いた見栄えで多用途に使える自転車用ヘルメット
最初にLAZER CAMELEONを見て「おっ!!」と思ったのは、そのデザイン。ロードバイク用ヘルメットほど派手さや奇抜さ、あるいは尖った感じがありません。また、MTB用ヘルメットほどワイルドさやパワフルさを感じさせません。カジュアルな服装にも似合う、バランスの取れた落ち着いたデザインという感じ。「これなら毎日かぶるヘルメットとして目立ちすぎなくていいかな」という印象を受けました。どんなデザインなのか、写真と説明文で見ていきましょう。
抑えめ控えめのデザインで、よく見るとスマートでカッコイイ、みたいなイメージ。「ハデハデ感とかオラオラ感があるヘルメットはちょっと……」というライダーによく向いたデザインのヘルメットという気がします。
オーソドックスだが使いやすくて実用的
自転車用ヘルメットは使うたびに顎の部分のバックルを留め外ししたり、頭部のフィット感調節を行なったりします。バックルを外したままだったり、頭部フィットをゆるゆるにしたままだと非常に危険なので、ぜひ毎回確実にバックルを留め、頭部とヘルメットが十分にフィットするようにしたいものですが、さておき、LAZER CAMELEONではそのあたり、どうなんでしょう? これも写真と説明文で見ていきましょう。
あご部分のストラップやそれを接続するバックルはフツーって感じなんですが、頭部へのフィット感を調節するダイヤルの使い心地が秀逸です。ダイヤルが後頭部にぶらさがったりせずに見栄えがいいですし、指一本でフィット感を自由に調節できて実用的だと感じられます。
脱着可能なバイザー、別売LEDライトを内蔵可能
LAZER CAMELEONは比較的に購入しやすい価格帯のシンプルなヘルメットです。が、所々に「ひと工夫」があったり「技あり」要素があったり、なかなか作り込まれています。
例えば、バイザーを容易に脱着することができます。頭にインナーキャップ(スカルキャップ)を付けてスポーツ走行する時はバイザーを付けておき、普通のキャップをかぶった上にヘルメットをかぶる場合はバイザーを外す、といった使い分けができます。また、ライドシーンに応じてヘルメットをロードっぽい雰囲気にしたり、MTBっぽい印象にしたりすることも可能。写真と説明文で見てみましょう。
こんな感じで、バイザーの有無でかなり印象が変わります。また、筆者的にはこのバイザー、とても好印象。まずはバイザーを外した状態でも取り付け穴がほぼ見えないこと。またバイザーを装着した時、ヘルメットとバイザーの間に無駄っぽい隙間がなくて、スッキリとキレイなこと。容易に脱着できて見栄えまでいいバイザーって、なかなかありません。
それから非常に便利なオプション品の存在。「Cameleon LED」という赤色LEDライトがあるんですが、LAZER CAMELEONにピッタリと嵌め込めるんです♪ これも写真と説明文で見ていきましょう。
このCameleon LED、LAZER CAMELEONを買うなら絶対一緒に買ったほうがいい!!! と思えるオプション品です。後頭部に赤色LEDランプが光るのって、後続車やクルマなどから物凄~く目立ちます。眩しい光ではないんですが、ランプの高さ的に目立つので、夜間はもちろん昼間もけっこう効果的。しかもヘルメット後部にピタリと嵌まり込んで見栄えもスッキリです。
てな感じのLAZER CAMELEON。過剰なものは搭載せず、必要なものをしっかり備えた、外見的にもコスパ的にも好印象なヘルメットとなりました。興味のある方はぜひ、試着もしつつチェックしてみてください♪