e-bike日々徒然

e-bikeサイクリングでエアロロード向けのヘルメットをかぶるワケ

自転車用ヘルメットで、筆者的目線でちょっと便利なヘルメットを使っております。OGK KABUTO(オージーケーカブト)の「AERO-R1」です。↓こんなの。

OGK KABUTOのAERO-R1。メーカー希望小売価格は21,000円です

これ、エアロロード向けのヘルメット。エアロロードはトライアスロンなどで使われている空気抵抗低減を重視したロードバイクです。で、このAERO-R1も空気抵抗低減を重視した作りのヘルメット。なのですが、筆者としては「あっコレ超便利じゃん♪」という目線で購入&使用中。

何が便利なのかと言うと、アイウェア絡み。サングラスとかメガネとかですね。

普通の自転車用ヘルメットの場合、基本的にサングラスなどのアイウェアが必要です。風や砂埃や虫などから目を守るためですね。走る時はヘルメット+サングラスなどが必須。
でもこのAERO-R1の場合、最初からシールドが付いているので、場合によってはサングラスが不要になります。

AERO-R1は大きなシールド付き。目への直接の空流が避けられますので、アイウェアなしでの走行も現実的です
シールドは3つの強力なマグネットで固定されており、脱着も容易。シールド不使用時は逆向きに取り付けてホールドしておくこともできます
もちろん外しておくこともできます

アイウェアを使わなくても走行できるヘルメット、という観点。サイクリング用アイウェアを携帯&使用する手間から解放されて、ちょっと便利。「あー今日アイウェア持ってくるの忘れた、走るのやめよっかな」的な失敗からも解放されたりも。

ただこのシールド、アイウェアほどは目への風の流入を防いではくれません。ゆっくり走行ならいいんですが、スピードを出して走ると、そこそこ目に風が当たる感じ。風が強い日は特にそう感じられます。

でも、AERO-R1はシールドから目の辺りまでの空間が広いので、サングラスなどアイウェアとの併用も現実的。またシールドとアイウェアを併用すると、突風が吹いても目へ風や砂埃がほとんど流入しないほど、しっかりと目をガードできる感じです。

サングラスなどアイウェアと併用しても、シールドとアイウェアが干渉するようなことはありません
シールドだけにしたり、アイウェアだけにしたり、両方使ったり、シチュエーションに応じていろいろ使い分けができてなかなか便利

ちなみに、このヘルメットに標準装備されているシールドは、ライトスモーク色(可視光線透過率65%/紫外線カット率99%以上)のAR-3シールドです。また、交換用シールドのラインナップも充実しており、ナンと調光シールドまであります。ちょっと高いですが。

余談ですが、AERO-R1シールドを目の前に装着しつつアイウェアも使うと、夏場はけっこう暑いです。頭部は風が通って涼しいんですが、目の周辺が妙に“涼しくない”という感じがしたりも。まあ、構造上仕方ないと思いますし、ちょっと顔を上向きにすると一気に涼風が通り抜けて涼しくなりますけど。

ともあれ、エアロロード以外にもけっこう便利に使えるAERO-R1。興味のある方はぜひジックリとチェックしてみてください。かなり高性能でありつつ機能性も高かったりもしますし。

スタパ齋藤