家電製品レビュー
高圧じゃないけど超絶気になる!! ボッシュのコードレス洗浄機「Fontus」を使ってみた
2020年1月20日 00:00
発売当初からヒッジョーに気になっていたボッシュのコードレス洗浄機「Fontus(フォンタス)」。15リットルの水タンクを内蔵する洗浄機で、電源はボッシュのDIY工具と同じ脱着式18Vシリーズバッテリーです。つまり、電源や水道がない場所でも汚れたモノを洗えるという製品。
メーカー名 | ボッシュ |
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製品名 | Fontus |
メーカー希望小売価格 | 65,000円(税抜) |
「便利そう~」というコトで気になってはいたんですが、パッと買えるようなお手軽価格でもない。なので「そのうち試してみたいな~」くらいの気持ちでいました。が、Fontusの特設サイトの写真を見たら気持ちがグラリ! この洗浄機、自転車を洗うことも考えて作られているっぽい!
マジか。シクロクロスライダーが自転車洗浄にFontusを使っている。むむむ! これならオフロード走行後のMTBだってバッチリ洗えるハズ!! 超絶気になる!!!
たぶんこれはMTB(マウンテンバイク)ユーザー共通の悩みだと思いますが、オフロード走行後に自転車を洗うのが面倒! ということ。ブロックタイヤにこびりついた頑固な泥汚れ。チェーンなんかも泥だらけ。そんな汚れに水をかけつつブラシでゴシゴシ。けっこう時間がかかる作業です。
そんな時に電動の洗浄機Fontusが使えたら!? こりゃ便利そう! 場所を問わず使える洗浄機なので、例えばMTBを目的地までクルマで運んでMTBオフロード走行を楽しみ、汚れたMTBでクルマの所まで戻り、そこでMTBを洗ってクルマに積み込んで帰宅、ってこともデキる! というわけで、Fontusで泥だらけのMTBを洗ってみることにしました。
MTBパークで走行後、Fontusで自転車洗浄~♪
実際にFontusをMTBパーク「Smile Bike Park」に持ち込みつつ、オフロード走行後のMTBを洗ってみることにしました。FontusとMTB(e-bike)はクルマに積み込んでパークへと持ち込み。まずは楽しくオフロード走行です♪ 以下、写真と説明文で見ていきましょう。
続いてFontusのセットアップです。クルマからFontusを下ろして使用場所まで運搬し、本体内に格納されたホースなどを接続すればOK。その様子を写真と説明文で見ていきましょう。
はい準備完了。実際は1~2分という感じです。当然ですが、水道の蛇口から水道ホースをつなぐ必要がないとうのが手軽ですし、やはり場所を問わずどこでも使えるのがイイですね~。
あらま~ラク~♪ 泥汚れがどんどん落ちていく!!
さて、実際に泥だらけになったe-bikeをFontusで洗浄してみます。以下、洗浄作業の状況を写真と説明文で見ていきましょう。
てな感じで活用できたFontus。MTBパークなどで走行後に洗車する時は、まあだいたい車体に水をかけつつブラシで擦って洗うという感じになります。結構面倒ですよねアレ。また、MTBパークに訪れるライダーの多くが同じような時間に洗車をするので、パークの洗車場に洗車待ちの行列ができたりして。冬だと洗車待ちで凍えたりして。
一方Fontusだと、いつでもどこでも好きな時に洗車できます。また、水圧もけっこう強いのでブラシで擦りながら洗うという面倒もナシ。走行後に大汗かいた状態でも、汗冷えする前に短時間で洗車完了。自転車でのオフロード走行には、Fontusはもう理想的なコードレス洗浄機じゃないでしょうか♪
ただ、完全に水道がない場所だと、困るケースがあるかもしれません。今回のMTB洗浄では、1台のMTBを5分弱(水圧強モード)洗浄したら、タンク内の水がなくなりました。まだバッテリーには余裕がありますので、次の自転車を洗うには給水する必要が出てきますね。
でもその点は考慮されていて、例えば水を入れたポリタンクを用意すれば問題はありません。さらにはバッテリーも追加で用意すれば、Fontusはアウトドアでもガッツリ使えるコードレス洗浄機になると思います。
家庭での使用全般によく向くFontusですが、アウトドアユースにも実用的。本体の質量や水タンク容量を考えると、アウトドアではクルマと好相性となると思います。一般的な使用においては十分な水圧もありますので、1台で幅広く使えるパワフルなコードレス洗浄機が欲しいという方にとって、非常に魅力的な製品ではないでしょうか。