ニュース

シロカ、解凍が便利な「ピタッと置き」オーブンレンジ

オーブンレンジ SX-20G251

シロカは、左右・背面に隙間なく設置できる「ピタッと置き」対応のオーブンレンジ「SX-20G251」を5月20日に発売した。価格は36,960円。

2022年の初代モデル発売以来、キッチンのスペースを有効活用できる点が評価され、多くのユーザーに支持されてきた本製品だが、今回はあたためや解凍の性能にさらにこだわり、より使いやすく進化した。

本モデル最大の特徴は、シロカ独自の解凍技術「やさしさ解凍」の応用である「解凍あたため上手」の搭載。はじめに低出力でじっくりと解凍し、続けて高出力で加熱することで、冷凍食品をムラなく適温に仕上げる。特に冷凍パスタやお弁当などにおいて、外側は熱くても内側は冷たいというような加熱ムラを防ぎ、食材の状態を損なわずに温めることが可能とする。

また、高出力900Wを活かした「時短ボタン」も新搭載。500Wまたは600Wでの手動加熱時に、あたため時間を自動で最大約39%短縮できるという。900Wでの加熱は最大3分間使用可能で、お弁当やお惣菜の温めにおいてもスピーディーな調理を実現する。

高出力900Wで温める「時短ボタン」を新搭載

さらに、従来から評価の高い「やさしさ解凍」機能も継続採用。出力を細やかに制御することで、熱の通しすぎを防ぎ、刺身のサクやひき肉といった繊細な食材でも、適切に解凍できる。200Wおよび100W相当の低出力で、冷凍食材へのダメージを抑える仕様となっている。

「やさしさ解凍」でムラなく上手に解凍

省スペースで設置できる点も特徴。放熱設計を工夫することで、本体上部からのみ放熱する構造を実現し、左右・背面に隙間を空けずに設置できる「ピタッと置き」を可能に。これにより、限られたキッチンスペースでも効率よく配置でき、コンパクトながらも庫内容量約20Lを維持している。

限られたキッチンスペースでも効率よく配置できる「ピタッと置き」

調理機能については、合計34種類の自動メニューを搭載。そのうち1つは庫内クリーニング用のメニューで、残る33種類は日常の料理に活用できるレシピとなっている。

手入れのしやすさにも配慮されており、庫内には独自の「さっピカコート」を採用。汚れの接触面を最小限に抑えることで、ふき取りが容易になっている。油汚れや調味料のこびりつきにも対応しやすく、上部ヒーターは本体内蔵型のため、庫内がフラットで掃除しやすい設計である。

汚れがつきにくく拭き取りやすい「さっピカコート」で手入れが簡単

本体サイズは440×379×327mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14.6kg。庫内サイズは352×310×176mm(同)。定格消費電力はレンジが1,380W、オーブンが1,370W。レンジ出力は900W/600W/500W/200W相当/100W相当。オーブンの温度調節範囲は100~250℃、発酵は30~65℃。角皿が付属する。カラーはブラックの1色のみ。