2017年9月29日 06:00
2172m! 国道「標高最高」地点へ!
クルマで行ける高いトコロってドコかな~と、唐突に思い立って調べたら、ちょっと良さそうなポイントを発見。「渋峠(しぶとうげ)」という場所で、日本の国道としてはもっとも標高が高い地点だそうです。
標高2172m。絶景が見られるとか。でも11月~4月までは通行止めになっちゃうとか。というわけで、さっそく行ってみました!
使ったルートは、首都圏から関越自動車道→上信越自動車道と走り、中軽井沢駅あたりまで行ったら国道146号を北上。「鬼押・万座ハイウェー」を使い、浅間山を左手に見つつ、嬬恋村を抜け、さらに北上。クルマで、首都圏からだいたい3時間半~4時間くらいで到着します。
まずは、渋峠がどんなトコロなのか? その周辺はどんな雰囲気なのか? そのあたりを写真でご覧ください♪
標高2000m級なのに、クルマで行けちゃうというわけです。シッカリした国道で、よく整備されているので、とても走りやすい。ただ、場所によってはかなりの高度感があるので、「うわっ怖っ! 落ちたら絶対死ぬ!」みたいな恐怖も少々。ゆっくり安全に走りましょう。
こういう高さがあるので、渋峠周辺はどこを走っても景色がとてもいいです。走って通り過ぎるのがモッタイナイ! とまで思います。
ちなみに、渋峠周辺はGoogleマップのストリートビューでも見ることができます。Googleマップでの渋峠はコチラです。
渋峠からラクラク登山、2307mの横手山へゴー!
渋峠から標高差にして135mほど登山すると、すぐ近くにある横手山の山頂まで行けます。ですが、上に135m登るって、けっこータイヘンですし、トレッキングシューズあたりも必要。
でもご安心を。リフトでほぼ山頂まで行けちゃうんでした♪
下が雪じゃないときのリフトって、なんかちょっと恐怖感がありますが、とてもラクに数分で山頂に行けちゃうのは快適。山頂からの眺めも良いので、興味があればゼヒ!
ところで、山頂までは別の場所からも行けます。渋峠から西へ1.5kmくらい行った国道沿いに「横手山スカイレータ」があります。動く歩道のような、立って乗るリフトです。そのスカイレータと、その上のリフトを使うと、やはり横手山の山頂付近まで行けちゃいます。
それと、渋峠からリフトで上がってスカイレータ側でリフトで下がることも、その逆もできます。ですが、その場合は駐車場に駐めたクルマを移動するとか、片側の駐車場まで歩くなどの必要がありますので要注意です。なお、リフトやスカイレーターの利用は有料です。
あと、リフトですけど、雪がない状態でリフトに乗ると、高度感がリアルに感じられるので少し怖いかもしれません。また、リフトで下る場合、谷側に体を向けるので、さらに怖いと思います。横手山の山頂まで行かずとも、渋峠付近は「駐車場からの風景がすでに絶景」なので、無理してリフトに乗ることはナイかもしれません。
道中も見どころが多かった
日本国道最高地点に行くぞ~! というだけの勢いでクルマを走らせましたが、渋峠周辺の絶景、さらに横手山の超お手軽登山と山頂からの眺望など、予想を遙かに超えた美しい風景を多々見られました。
そしてじつは、その道中にもけっこー見どころがありました。ので、それらも写真にてダイジェストで。
ほかにも、渋峠近くには歩いて登って火口を見られる白根山があったり、渋峠を長野側に下ればやはり高所からの景観を楽しめたり、温泉も多々あったりするエリアです。渋峠付近は前述のとおり11月になると通行止めになります。10月の上旬は紅葉の見頃だそうですので、冬になる前に、ゼヒ!