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パン焦がさずおいしくリベイクする「匠」トースター、ツインバード

匠ブランジェトースター PLUS TS-D487

ツインバードは、「匠ブランジェトースター PLUS TS-D487」を8月29日に発売する。価格はオープンで、直販価格は29,800円。

自宅で手軽にパン本来の焼き立ての味を楽しめるという、「リベイク」が特徴のトースター。新たに「ロールパン」「ピザ」モードを追加したほか、直径25cmのピザが入るサイズに拡大した。

オートモード追加により、ボタン1つでロールパンとピザのリベイクが可能に

家庭で食べるパンが食パン以外にも多様化していることから、いろんなパンをおいしく焼けるように、2023年に初代モデルが登場。初代モデルは想定の2倍以上の売上を記録しているという。

初代モデルから、世界大会(iba cup 2015)で優勝経験のあるパン職人・浅井一浩さんと共同開発している点も特徴。「浅井さんの『暗黙知』を搭載した、まるで匠が見守るようにパンを丁寧にリベイクする」としている。

初代モデルの「匠ブランジェトースター TS-D486」
トモニパンのオーナーシェフ・浅井一浩さん

新モデルでは新たに、ボタン1つでおいしく焼き上げるオートモードに要望の多かった「ロールパン」モードのほか、スーパーの調理済みピザが本格化していることから「ピザ」モードを追加。さらに、ピザなどを焼けるように庫内を拡大した。

庫内上部に表面をパリッと仕上げる遠赤外線カーボンヒーター、下部にパンの内部まで温める近赤外線ハロゲンヒーターを搭載。庫内温度を秒単位で見極める温度センシングと2種類のヒーターの独自制御によって、パンの種類に応じたおいしいコンディションをボタン1つで実現するという。

庫内上部に遠赤外線カーボンヒーター、下部に近赤外線ハロゲンヒーターを搭載
表面を焦がさずに中までしっかり温める

搭載モードは「トースト/クロワッサン/フランスパン/カレーパン/ロールパン/アレンジトースト/ピザ」に、それぞれ冷凍から焼き上げるモードも用意。「チルドピザ」モードも備えている。マニュアル操作も可能で、温度は120~260℃の範囲で20℃単位、タイマーは最長30分に設定可能。

新搭載の「ピザ」モードではピザのふちの部分(コルニチョーネ)が硬くならず、もっちりとした食感に仕上がるという。新採用の黒色セラミック塗装天板が効率的に熱を集めることで、ベチャッとしやすいピザの裏側もこんがり焼き上がる。また、こびりつきにくいため手入れもしやすい。ピザは常温/チルド/冷凍に対応。常温のピザを自動でリベイクするモードは、家庭用トースターでは業界初という。

ピザモードを新搭載
新採用の黒色セラミック塗装天板
スーパーのパンコーナーやお惣菜コーナーにあるピザを温め直した。へにゃっとなりがちな裏側もカリッと仕上がっている

「ロールパン」モードでは、焦げやすいロールパンを丁寧な火力制御で焼き立てのようにおいしく温め直すという。独自プログラムにより、表面を焦がさないようにパンの内部を温める近赤外線ヒーターをメインにして、火入れを最小限に抑えている。繊細な薄皮に仕上げ、内側はふんわりとした食感に温めることでバターや小麦の香りが感じられるという。

焦げやすいロールパンをふんわりと仕上げるオートモード
ロールパンモードでは近赤外線ヒーターをメインにしてパン内部を温める
見た目は温める前と変わらないが、しっかりと中まで温まり、ふわふわの感触だ

サイズも変更し、従来の2枚焼きから新モデルは食パン4枚を一度に焼ける大きさに。ツインバード社員が家電量販店の売り場に立った際に、ユーザーの3人に1人が庫内が広い製品を求めていることがわかり、サイズアップを実施。これによって直径25cmのピザも丸ごと入れられるほか、大きな皿も入るため、グラタンなどの調理も可能となった。一度に焼ける数が増えたことで、忙しい子育て世帯でも使いやすくなっている。

ディスプレイに選択中のモードを表示するなど使いやすさもアップ。使わないときは目立たないよう非表示となる。

4枚焼きにサイズアップ
裏面もムラなく焼けている
サイズが大きくなっても、庫内設計などの工夫により焼き時間の増加は最小限に抑えられている
ディスプレイにモードを表示

本体サイズは約348×372×254mm(幅×奥行き×高さ)、庫内サイズは約270×280×110mm(同)、重量は約5.5kg。消費電力は1,350W。本体カラーはブラック、ホワイトの2色。

ブラック
ホワイト