2018年7月31日 06:00
ホンダの「N-VAN」、自転車はどう乗る
最近非常に気になっているのが、ホンダから発売された「N-VAN」。NEW NEXT NIPPON NORIMONO! ニューネクストニッポンノリモノ! をキーフレーズに登場したかと思ったら、急速に売れまくって軽自動車市場を席巻してしまった「Nシリーズ」ですが、その最新型。今度は商用バンのスタイルで登場し、7月に発売されました。
筆者はホンダのN-BOX+に乗っています。仕事でも趣味でもN-BOX+を使うことが多々。荷物がたくさん載るのがイイんですよね~。室内空間の居心地も良好。あと走りもなかなかイイ。低重心でキビキビ走ります。
とりわけイイのは、後部座席をフラットにすると、ロードバイクなど自転車がそのまま入っちゃうこと。タイヤを外したりサドルを下げたりする必要ナシで積めちゃうんです。
で、新型のN-VANですが、写真などで見てみますと、明らかに上記N-BOX+より「たくさん積めそう」です。そして「ラクに積めそう」でもあります。というのは、非常に簡単に「運転席以外が真っ平ら」になることと、「側部の開口が非常に広い」からです。
これは荷物を載せやすそう! 左側がここまで開口すると、自転車もラクに積めそうです。メーカーウェブサイトにも「ハンドルを切らない状態の自転車を積める」ことがわかる写真が載っています。う~ん便利そう。
じゃあ、実際に自転車を積んでみよう! 発売済みで試乗車もあるようですので、近くのディーラーへ行き、N-VANに自転車を積み込んでみました。さて、どんな感じなのか? 写真とキャプションで見ていきましょう!
という感じで、あっさりと自転車を乗せられました。また、床がフラットで車体後方も右側も開口部が大きくスクエアなので、自転車の積み込みそのものがラクです。車内左右側面が垂直に近いのも良く、大開口のコンテナに自転車を入れるようなスムーズ感がありました。
ただ、このままだと自転車の固定がやや難しいかもしれません。床にはフックを掛けられる箇所があり、それをうまく使えば固定可能。ですが、筆者のように「左右グラブレールを使ってラチェット付き荷積み紐で自転車を固定」するのが難しい。というのは、N-VANにはグラブレールが少ない(もしくは無い)からです。
なので、N-VAN用アクセサリーを使うなどして、自転車をうまく固定する方法を見つける必要がありそうです。アクセサリーのなかには「自転車の固定にピッタリ!」と思われるものもいくつか見られます。
アクセサリーなどを使わずとも、自転車を横倒しにすれば、安定的に積載することができると思います。ステーションワゴンの使用例などにアリガチな「後席をフラットにしてロードバイクを寝かせて積載」みたいな感じで。ただし、あの積み方をすると、自転車以外の荷物を置くスペースが極端に少なくなっちゃいますネ。積載空間の効率を考えると、やはり自転車は立てた状態で真っ直ぐに積むのがベストだと思います。
ともあれ、N-VANに実際に自転車を積んでみたら、もう急激にN-VANが欲しくなっちゃいました! 試乗もさせてもらいましたが、視界も広いし乗り心地も良好。ホンダのクルマはよく走ります。
ヤバいですね~このクルマ。道具としての実用性が突出しています。商用バンなのでもちろん仕事に役立つと思いますが、日常にも趣味にもとても役立つと思いますので、ご興味があればぜひチェックしてみてください。とくに自転車が趣味の人は!