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象印、米の甘みを引き出す炊飯器「炎舞炊き」抗菌しゃもじ付き
2021年5月18日 09:00
象印マホービンは、米の甘み成分を引き出すという圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き NW-LB型」を6月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、5.5合炊き「NW-LB10」が132,000円前後、1升炊き「NW-LB18」が138,000円前後(いずれも税別)。
沸騰工程での集中加熱時間を見直し対流を激しくすることで、米の甘み成分を引き出すという圧力IH炊飯器。
「炎舞炊き」は業界で初めて、本体底に複数のIHヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」を搭載する点が特徴。3つ搭載していた底面のIHヒーターを、2020年モデル(NW-LA型)より6つに増強した。
炊飯時は6つの底IHヒーターのうち、対角線上にある2つのヒーターを同時に加熱し、激しい対流を起こす。沸騰工程での集中加熱時間を見直し、より対流を激しくすることで甘み成分のひとつである還元糖を引き出すとする。
新モデルのNW-LB型では底IHヒーターが1つだったときと比べて、単位面積あたり4倍以上の大火力を実現し、ふっくらと弾力のあるごはんを炊き上げるという。
7通りの食感に炊き分ける「炊き分け圧力」機能を備える。炊飯時の圧力の強さと圧力をかける時間を調整することにより、すしめし/白米(しゃっきり/ややしゃっきり/ふつう/ややもちもち/もちもち)/玄米の炊き分けができる。玄米は1.3気圧の高圧力でふっくらやわらかく炊き上げる。
前回食べたごはんの味の感想をアンケート形式で回答すると、好みの味に進化する「わが家炊き」メニューを搭載。水の量を変更せずに121通りの炊き方に微調整する。
フタを開ける際に押すプッシュボタンとしゃもじには抗菌効果のある銀イオン(Ag+)を新たに配合し、衛生面に配慮した。
発熱効率と蓄熱性が高い「鉄」素材を、アルミとステンレスに組み込んだ内釜を採用。フチ部分を特に厚くすることで、熱が外に逃げるのを抑えるという。内釜内面には、甘み成分の還元糖とうま味成分のアミノ酸を引き出すという「うまみプラスプラチナコート(遠赤外線+プラチナナノ粒子)」を施した。
5.5合炊き「NW-LB10」/1升炊き「NW-LB18」の順に、本体サイズは27.5×35×23.5mm(幅×奥行き×高さ)/31×37.5×26.5mm(同)。重量は8.5kg/10kg。炊飯時の消費電力は1,240W/1,370W。いずれも本体カラーは濃墨(こずみ)、絹白(きぬしろ)の2色。
