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象印、3合サイズで4合炊ける高級炊飯器。集中加熱で甘みとうまみ

炎舞炊き NW-US07

象印マホービンは、コンパクトな4合炊き圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き NW-US07」を7月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は111,000円前後。

3合炊き炊飯器と同程度のコンパクトサイズでありながら、4合まで炊ける圧力IH炊飯器。これまで小容量タイプの炊飯器は3合炊きが主流だったが、シニア層の「小容量だと足りなくなるのが心配」「本体はコンパクトであってほしい」というニーズに着目し、2019年7月に「NW-ES07」を発売。シニア層だけでなく、核家族世帯など幅広い世代からの需要を想定し、今回ラインナップを拡充した。

新モデルは、上述の従来機・NW-ES07では2つだった底IHヒーターを4つに増強。対角線上にある2つの底IHヒーターを同時加熱し、部分的に集中加熱することで激しい対流を起こし、甘み成分のひとつである還元糖を引き出すという。

従来モデルでは2つだった底IHヒーター
底IHヒーターを4つにすることで激しい対流を起こし、甘みを引き出す

内釜には「鉄~くろがね仕込み~豪炎かまど釜」を採用。IHとの相性がよく発熱効率と蓄熱性が高い鉄と熱伝導率の高いアルミ、耐久性に優れたステンレスが組み込まれている。内釜のフチ部分は特に厚くし、熱が外に逃げるのを抑え、効率よく加熱するという。内釜内面には、還元糖とうまみ成分のひとつであるアミノ酸を引き出すという「うまみプラスプラチナコート(遠赤外線プラチナナノ粒子)」を施した。

ごはんの食感は7通りに炊き分けられる。また前回食べたごはんのかたさや粘りの感想を入力すると炊き方を微調整し、炊くたびに好みの味に進化するという81通りの「わが家炊き」メニューを用意。麦ごはんは「ふつう/もちもち」の炊き分けができる。

発熱効率/蓄熱性/熱伝導のいい「鉄~くろがね仕込み~豪炎かまど釜」

内フタの構造を見直し、より手入れしやすくした。炊飯後に洗浄するのは内フタと内釜の2点のみ。また衛生面にも配慮し、触る頻度が高いしゃもじと、外フタを開けるときに押すプッシュボタンに抗菌効果のある銀イオン(Ag+)を配合した。

本体サイズは230×305×205mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6kg。電源コード長は1m。炊飯時の消費電力は1,140W。本体カラーは濃墨/絹白の2色展開。

コンパクトでありながら4合まで炊ける

本体サイズが同様の4合炊き圧力IH炊飯ジャー「極め炊き NW-MA07」も同時に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は66,000円前後。

大火力&高圧力で炊き上げる圧力IH炊飯器。内釜には「鉄器コートプラチナ厚釜」を採用。49通りの「わが家炊き」メニューを備える。

極め炊き NW-MA07