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三菱、粒感ごはんが炊けるIH炊飯器「本炭釜」長粒米でカオマンガイも
2021年6月18日 12:45
三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜」シリーズから、炊飯モードを充実させた5.5合炊きの「本炭釜 NJ-VWC10」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は88,000円前後。
本炭釜 NJ-VWC10は、炭素材料から仕上げた「本物の炭」を使った内釜で、「粒感」のある米を炊き上げるIHジャー炊飯器。内釜が発熱体となるため全体が一気に発熱し、米の芯まで熱を伝えるという。釜底は中央部が10mmと厚めの凸型の形状で、激しい熱対流を起こしてふっくらと炊き上げる。
かまどを再現した構造で、熱を逃しにくく、全体に熱を伝えられるようにした。また、羽釜のような作りとすることで、高い火力を加えても吹きこぼれない「連続沸騰」が可能となった。上部の空間でうまみを含んだ気泡をつぶし、うまみを米に還元するという。
炊飯モードは白米や玄米など14メニューを搭載。新たに「冷凍用」「長粒米」「炒飯」モードを追加し、自宅でさまざまな料理を楽しめるようにした。冷凍用モードは、時間をかけて炊き上げる。また、1気圧で炊くことで米が保水膜に覆われて、冷凍しても粒感のあるご飯になるという。
長粒米モードはエスニック料理に使う長粒米を「ふつう/おかゆ/炒飯/炊きこみ」で炊けるもの。粘りの少なさや香り、パラっとした食感を生かして炊き上げる。生の鶏肉と一緒に炊きこみ、カオマンガイも作れる。
炒飯モードは粘りを少なく炊き、炒めるときにごはんがだまになりにくいという。
本体サイズは237×292×227mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは5.1kg。炊飯容量は0.5~5.5合。最大消費電力は1,380W。カラーは黒曜/月白の2色。