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パナソニック、米の鮮度に合わせて自動で炊き分けるIoT炊飯器

スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX1シリーズ」

パナソニックは、新米も買い置きして乾燥した米も、よりおいしく炊ける「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX1シリーズ」を6月1日に発売する。ラインナップは炊飯容量が1Lまでの「SR-VSX101」と、同1.8Lまでの「SR-VSX181」の2機種。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に115,000円前後、120,000円前後。

「おまかせ見極め炊き」で、米の状態を見極めて大火力IH、可変圧力、高温スチームの3つの要素を自動でコントロールして炊き分けられるとする。具体的には鮮度や銘柄など、米の状態に合わせて「追い炊き」工程時のスチーム温度を変える。例えば新米であれば、250℃スチームで余分な水分を飛ばしてハリ感を出したり、乾燥米であれば、180℃のスチームでパサつきと甘さの低下を抑えつつ、みずみずしく炊き上げるという。

なお、銘柄炊き分けは63銘柄に対応する。

大火力IH、可変圧力、高温スチームの3つの要素を自動でコントロールして炊き分ける

従来からの「スチーム保温」を踏襲。同機能を進化させ、保温ごはんを炊きたてのおいしさに近づけたとする。従来機では、保温開始から約6時間後と約12時間後の2回スチームを噴射していた。対して新モデルでは12時間後までに約10回噴射することで保温中の乾燥を抑えて、やわらかさを維持し、ごはんの黄ばみも抑える。

また冷凍・再加熱するのに適した「冷凍用ごはん」コースを新たに搭載。冷凍または再加熱後も、ほぐれよく、粒の中までやわらかいごはんになるよう炊き上げるという。

スマートフォン用の専用アプリ「キッチンポケット」と連携。その年のお米の出来栄えに応じて炊飯プログラムが更新されたり、新しい銘柄の炊飯プログラムが追加できる。

専用のスマートフォンアプリとの連携で、新しい銘柄の炊飯プログラムが追加できる
キッチンポケット画面のイメージ

炊飯容量が0.09~1.0L(0.5~5.5合)の「SR-VSX101」の本体サイズは、約27.5×36.1×23.4 cm(幅×奥行き×高さ)。重さは約7.7kg。炊飯時の消費電力は1,210W。

同0.18~1.8L(1~10合)の「SR-VSX181」の本体サイズは、約29.8×39.1×27.0cm(同)。重さは約9.0kg。炊飯時の消費電力は1,400W。

いずれも本体カラーは、ホワイトとブラックの2色。

ホワイト
ブラック