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東芝、大火力1,420Wで粒立ちごはんの炊飯器。7銘柄を炊き分け
2021年4月13日 13:56
東芝ライフスタイルは、大火力で炊き上げる「炎 匠炊き」を採用した炊飯器3機種を6月上旬より順次販売する。真空圧力IHジャー炊飯器のハイエンドモデル「RC-VXR」、同ミドルモデル「RC-VSR」、真空IHのスタンダードモデル「RC-VRR」をラインナップ。いずれも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後~75,000円前後。
「炎 匠炊き」の1,420Wの大火力と多段階火力調節で、一粒一粒ふっくらとした甘みのあるごはんに炊き上げる炊飯器。RC-VSR/RC-VRRでは高火力化により、食感炊き分けができる「本かまど」コースの炊飯時間を短縮。RC-VXRにはお米7銘柄の炊き分けができる「銘柄炊き分け」機能を新搭載した。
いずれも浸水時に内釜の中を真空にして圧力差を生み出し、お米の芯まですばやく吸水させる「真空αテクノロジー」を採用。しっかり吸水したお米は内部まで熱が伝わりやすくα化が促進されるため、甘みのあるふっくらごはんに炊き上がるとしている。
保温時にも真空機能を用いて密閉することで、酸化によるごはんの黄ばみ、水分の蒸発を抑える。白米は最大40時間まで、玄米と白米の混合や玄米、麦ご飯、雑穀米も、においや乾燥を抑えながら最大12時間おいしく保温するという。
銘柄炊き分けを新たに搭載「RC-VXR」
真空圧力IHジャー炊飯器のハイエンドモデル「RC-VXR」。炊飯容量が約5.5合の「RC-10VXR」と約1升の「RC-18VXR」を用意し、店頭予想価格は順に70,000円前後、75,000円前後。6月上旬発売。
「銘柄炊き分け」機能では、作付面積と需要が高い銘柄を中心に、「コシヒカリ/ひとめぼれ/ヒノヒカリ/あきたこまち/ななつぼし/ゆめぴりか/つや姫」の7品種の炊き分けに対応。それぞれの品種で異なる硬さや粘りの強さなどの特徴を活かし、各銘柄のよさや違いを楽しめるようにした。
食感は5段階に炊き分けられる。また25~50分の好みの炊飯時間と、3段階の食感を組み合わせて設定できる「ねらい炊き」機能も備える。
このほか、1膳分でもおいしく炊ける「少量」コース、冷めても硬くならない「お弁当」コース、玄米と白米の比率を3通りから選べる「玄米・白米混合」コースなどを用意。
沸点約105℃の1.2気圧で加熱する「圧力可変コントロール」機能では、高温で炊飯することでごはんの甘みや粘りを引き出すという。内釜には釜底の厚さが7mmの鍛造かまど備長炭釜を備え、厚みのある釜でしっかり熱を蓄えるとしている。
本体天面にはフラットパネルを採用。内ふたは凹凸を少なくし、内蔵蒸気口はワンタッチで取り外して分解できるようにすることで手入れもしやすくした。
本体サイズと重量はRC-10VXR、RC-18VXRの順に、269×330×226mm(幅×奥行き×高さ)/約5.8kg、300×364×264mm(同)/約7.2kg。本体カラーはグランブラック/ホワイトの2色展開。
ミドルモデル「RC-VSR」は食感の炊き分け幅が拡大
真空圧力IHジャー炊飯器のミドルモデルは、炊飯容量が約5.5合の「RC-10VSR」と約1升の「RC-18VSR」をラインナップ。店頭予想価格は順に47,000円前後、50,000円前後。6月上旬発売。
食感を「しゃっきり/おすすめ/もちもち」に炊き分けられる「本かまど」コースに、「かため/やわらか」を追加し、5段階の食感炊き分けが可能となった。さらに従来の1,250Wから1,420Wへ大火力化したことにより、おすすめ/もちもちの炊飯時間が約3分/約8分短縮した。
沸点約101.5℃の1.05気圧で加熱する「圧力可変コントロール」を採用。このほか手入れのしやすい天面フラットパネルとスッキリ内ふたを備える。