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空気清浄機はどこに置くといい? 花粉対策をパナが解説
2026年2月6日 13:05
本格的な花粉シーズンを前に、パナソニックのエアーマイスター・福田風子さんが室内の花粉対策を解説した。室内の花粉を減らすために今日からできる具体的な対策を役立ててほしい。
環境省が実施した令和7年度のスギ雄花花芽調査の結果では、複数の地域で過去10年平均の2倍以上の雄花着花量となっており、今年春の花粉飛散量が多くなる可能性が示唆されている(環境省「令和7年度スギ雄花花芽調査の結果等について」)。
こうした状況を受け、パナソニックのエアーマイスター・福田風子さんが、室内の花粉を減らすための具体的な対策を解説している。
福田さんによると、室内に存在する花粉の多くは、外出時に人やペットの体、衣類、持ち物に付着して持ち込まれるという。花粉が室内に入り込む主な経路は、「人やペットの体に付着した花粉」「玄関や窓などの開口部」「外干しした洗濯物」の3つに大別される。
室内の花粉対策で特に重要なのが、「玄関で花粉を落とすこと」だ。帰宅時に衣類やバッグ、靴についた花粉を、粘着ローラーや衣類用ブラシで落とすことで、室内に持ち込まれる花粉量を大きく減らせる。ペットがいる家庭では、散歩後に濡れタオルで体を拭くことも有効だとしている。髪や顔についた花粉は、できるだけ早くシャワーや洗顔で洗い流すことが理想的だとしている。
また、静電気防止スプレーを衣類に使うことで、外出中の花粉の付着を抑えることもできるという。消臭スプレーの中にも静電気防止効果を持つものがあり、花粉対策として有効だとしている。
換気時にも工夫が必要だ。環境省の資料によると、窓の開け幅を10cm程度に抑え、レースカーテンを閉めた状態で換気を行なうことで、室内に侵入する花粉を大幅に減らせるという。花粉が飛散しにくい夜間から早朝にかけての換気も効果的だ。
洗濯物や寝具は、花粉シーズン中は外干しを避けることが基本。濡れた繊維は花粉を吸着しやすく、取り込む際に大量の花粉を室内へ持ち込んでしまう。部屋干しや乾燥機、衣類乾燥除湿機などを活用し、仕上げに粘着ローラーや掃除機で表面の花粉を取り除くことで、持ち込みを防げるとしている。
エアコンと空気清浄機の「併用」
さらに、室内に入り込んだ花粉への対策として、福田さんは「エアコンと空気清浄機の併用」を勧めている。
エアコンの気流を活用することで、空気清浄機の集じん効果を高められるという。暖房時は足元を暖めるため風向を下向きにするのがおすすめで、エアコンの対面に空気清浄機を設置すると、効率よく室内の空気を循環させることができる。
さらに、空気中を浮遊する花粉だけでなく、カーテンやソファなどに付着した花粉にも注意が必要だ。こうした付着花粉には、イオンなどで直接アプローチする機能を備えた家電も対策の一つとなるとしている。
例えば、パナソニックのエアコン「エオリア」には、冷暖房を使わない季節でも運転できる「ナノイーX送風」を搭載したモデルがあり、花粉やアレル物質の抑制が期待できる。また、換気機能を備えたLVシリーズでは、室温を保ちながら給気・排気が可能で、花粉の侵入を抑えつつ室内の空気を入れ替えられるという。
福田さんは「花粉対策は、入れない・ためない・舞わせないことが重要です。帰宅時の行動と家電の使い方を見直すことで、室内の花粉環境は大きく変わります」と話している。


