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ダイソン、1台3役のパワフル空気清浄機Purifier Hot+Cool。空気の漏れ抑制
2021年5月12日 11:36
ダイソンは、空気清浄機/扇風機/ヒーターの1台3役で使える「Dyson Purifier Hot+Cool 空気清浄ファンヒーター(HP07)」を5月26日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は81,400円。
また、空気清浄機と扇風機の2役「Dyson Purifier Cool 空気清浄ファン(TP07)」も5月12日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は68,200円。
気密性向上で微粒子も漏らさず捕捉。動作音低減も
日本のHEPA基準であるJIS規格に比べて厳格な欧州規格HEPA H13フィルターを搭載するなど、従来モデルの空気清浄技術を継承。PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込め、花粉やハウスダスト、ウイルスを捕らえるという。ベンゼンや二酸化窒素、アンモニアといった有害なガスや、ニオイも除去。
なお、今回のモデルから、シリーズ名は従来の「Pure」から、空気清浄の意味合いを強調した「Purifier」に刷新されている。
パワフルな循環力のAir Multiplierテクノロジーにより、部屋全体の空気を清浄。気流を増幅させる独自設計の送風口により、遠くにある空気の汚れまでも引き寄せる循環力を持つ。
新たに、微細な粒子を漏らす原因となる製品内部の隙間を徹底的に塞ぐことで、空気清浄性能をさらに高めたのが特徴。内部の気密性が向上したことで微粒子などがよりフィルターそのものに集まりやすくなり、本体内のフィルター以外の場所への漏れや付着が減るという。
空気清浄機/扇風機のTP07は、運転音を最大20%低減したのも進化点。同社マレーシア開発センターの音響室でテストと設計を繰り返し、運転音の改善に取り組んだ。空気が出る開口部を広げており、空気と製品表面の摩擦を抑え、空気清浄性能を維持しながら、前モデルと比べて運転音を最大20%低減するという。なお、HP07は従来機HP04から既に送風口が同様の構造のため変更はない。
空気清浄能力の適用床面積は、空気清浄機/扇風機/ヒーターのHP07が9畳で30分、25畳で60分。8畳の目安が27分。空気清浄機/扇風機のTP07が12畳30分、35畳60分で、8畳の目安が22分。
実際の住宅環境で機能するように設計され、27m2の広いリビングルームを想定したポーラー(POLAR)テストという試験法を採用。かくはん機を設置せず、9カ所のセンサーで部屋中の空気の状態についてデータを継続的に収集し、部屋の隅まで清浄できているかをテストしている。
そのほか、フィルターも刷新。HEPAフィルターと活性炭フィルターが一体化して、交換もシンプルになったほか、リサイクル素材の使用により環境へ配慮している。フィルターの交換目安は、1日12時間使用の場合で約1年。交換フィルターの価格は7,000円(税別)。このフィルターは、従来機種のHP04やTP04、DP04、PH01にも対応する。
本体サイズと重量は、HP07が248×248×764mm(幅×奥行き×高さ)で5.69kg、TP07が220×220×1,050mm(同)で4.99kg。消費電力は最小6W、最大40Wで、HP07の温風モードは1,400W。カラーは、両機種ともホワイト/シルバーと、シルバー/ブルーの2種類。