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次亜塩素酸とフィルターで空気を清浄、日立の除菌脱臭機「ジアクリン」

次亜塩素酸除菌脱臭機「ジアクリン ZP-GA1000T」

日立グローバルライフソリューションズは、次亜塩素酸とフィルターで空気の汚れやニオイを分解・捕集する、次亜塩素酸除菌脱臭機「ジアクリン ZP-GA1000T」を4月24日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万円前後。

次亜塩素酸生成ユニットのほか、加湿フィルター、脱臭フィルター、HEPAフィルターなどを搭載する次亜塩素酸除菌脱臭機。

次亜塩素酸生成ユニットのほか、加湿フィルター、脱臭フィルター、HEPAフィルターなどを搭載

次亜塩素酸生成ユニットは、水と塩化ナトリウムを電気分解して次亜塩素酸(電解水)を生成。給水ポンプで少量の水と塩化ナトリウムをくみ上げることで、有効塩素濃度が約35ppmの次亜塩素酸をすばやく生成し、加湿フィルターに浸透させるとする。

次亜塩素酸モード、加湿モード、空清モードを切り替えられる。各モードでの8畳の空間を清浄できる時間は、次亜塩素酸モードで10分、加湿モードで10分、空清モードで7分。そのほか、自動/eco/快速花粉/おやすみ/PM2.5検知モードを備えている。

湿度/温度/ダスト/ニオイを検知するセンサーを備える。PM2.5も検知し、微粒子の濃度に応じて自動で運転切り替えできる

加湿モード時の加湿量は最大約800ml/時。給水ポンプで加湿フィルターの上部から水を含ませることで、運転に合わせて給水量をコントロールする。また加湿フィルターは水洗いが可能。

空清モード時は、花粉をはじめPM2.5や浮遊する細菌やウイルス、ニオイを捕集する。また4大臭気とされるチッ素系、アルデヒド系、酸系、硫黄系のニオイ成分の低減にも効果があるとする。

プレフィルターやフラップなどに採用されたステンレスが、除菌効果を発揮する「ステンレス・クリーン システム」と、プレフィルターのホコリを自動で除去する「自動おそうじ」機能により、メンテナンスの負担を軽減する。

本体サイズは360×278×669mm(幅×奥行き×高さ)。重さは13.3kg。次亜塩素酸モード/加湿モードでの運転音は20~48dB、空清モードでは15~55dB。

ステンレス・クリーン システム
プレフィルターのホコリを自動で除去する「自動おそうじユニット」