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山手線で発火したバッテリーはcheeroと判明、回収を継続
2025年7月25日 08:24
ティ・アール・エイは、7月20日にJR山手線車内で発生したモバイルバッテリーの発火事案について、全数回収を実施中だった同社製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」であることを確認し、謝罪した。引き続き対象モデルのユーザーに対して使用を控え、窓口への連絡を呼び掛けている。
山手線での件について同社は、引き続き消防や関係各所と連携し、原因の究明と再発防止に努めると説明。これまで以上に製品管理と品質管理体制の強化に取り組むという。
cheero Flat 10000mAh(型番:CHE-112)については、6月14日より「ごく稀に発煙・発火する事象が確認された」として、全数の自主回収を実施していた。現在も回収フォームで受付を行なっている。
なお、cheeroは他にもモバイルバッテリーを販売しているが、今回の製品は従来と異なる特定の製造委託先にて製造されたもので、他の同社製モバイルバッテリー製品は、その委託先とは異なる工場で製造されたものだという。他製品については同様の事象は発生しておらず、安全性にも問題がないと説明している。
