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加湿もできる、次亜塩素酸の除菌脱臭機ジアイーノ。パナソニック

次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ F-MV4300」

パナソニックは、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」に加湿機能を搭載した「F-MV4300(適用畳数18畳)」と「F-MV2300(適用畳数12畳)」を、9月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に165,000円前後、110,000円前後。

ペットの室内飼育や介護環境などでただよい続けるニオイを、本体内に吸引し、次亜塩素酸で分解脱臭する。フィルター通風面積を拡大したことで、ペット臭の脱臭スピードを、従来品比で約16%向上させた。新たに、料理や生ごみ、排水口のニオイ、汗や体臭など気になる生活臭への脱臭効果も確認できたとする。部屋に漂うニオイを素早く脱臭することで、ニオイが布製品に染みつくことも抑制するという。

部屋の空気を吸引し、次亜塩素酸でニオイを分解脱臭する

新たに風路切替機構により、除菌脱臭しながら季節に応じて加湿量を選べるようになった。乾燥が気になる季節には、最大加湿量650ml/時(F-MV4300の場合)の加湿「多め」運転で、しっかりとうるおいを届けるとする。

上図の加湿「多め」運転時には、ダンパーが閉じて、除菌フィルターを通った水分を含んだ空気を部屋に送り出す。下図の加湿「標準」運転時は、ダンパーが開いて、乾いた空気と除菌フィルターを通った空気を一緒に送り出す

また、日常の手入れは週1回程度の排水時に除菌フィルターセットをすすぐだけでよく、水回りの本格的な手入れは約半年に1回で済むため、手間なく使用できるという。

なお、次亜塩素酸を発生させるために必要な塩タブレットは、自動で投入されるため、タブレットの補充は半年に1回程度。加湿「標準」運転時には、運転音が約25dB(F-MV4300)/約16dB(F-MV2300)と静か。4輪キャスターやストッパーを備える。

いずれも本体サイズは約398×270×710mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約11.8kg。タンク容量は約4L。本体カラーは、F-MV4300がステンレスシルバーとマテリアルホワイトの2色、F-MV2300はマテリアルホワイトの1色。

ステンレスシルバー
マテリアルホワイト