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タイガーの炊飯器に新機能、アプリで好みの米が見つかる「銘柄米ソムリエ」
2021年10月5日 10:05
タイガー魔法瓶は、同社のIoT炊飯器「圧力IHジャー炊飯器 炊きたて JPA-X100」と連携している、「TIGER HOME」アプリの大型アップデートを10月4日に実施。自分好みの銘柄米が見つかる「銘柄米ソムリエ」を新たに搭載した。
「TIGER HOME」アプリは、その年・季節だけの機能や、自分だけの好みに合わせて、ごはんのおいしさを進化させる炊飯器専用アプリ。2021年1月のローンチ時には、1.その年のお米の銘柄特徴に合わせて、炊き方をカスタマイズする「銘柄炊きわけ」、2.アプリでお米の残量を通知してインターネットで再注文ができる「お米便」、3.離れて暮らす家族が使用すればその炊飯状況が分かる「見守り機能」を搭載。炊飯生活をより便利で豊かにするアイテムとして注目を集めた。
また9月のアップデートでは、季節限定の特別新米炊飯プログラム「新米誉(ほま)れ炊き」を追加。来年1月頃まで、銘柄に合わせた新米のための炊飯プログラムでごはんを炊けるようになった。
今回のアップデートでは、自分好みの銘柄米が見つかる「銘柄米ソムリエ」を新たに搭載。ごはんの食感・食味によって分類された「中間/もっちり/あっさり/やわらかめ/かため」の5つのタイプから好みを選択し、表示されたリストから銘柄米を選ぶと、お米の特徴と細かなチャートを閲覧でき、自分好みの銘柄米を見つけることが可能になった。また食べた銘柄米を5つ星で評価でき、過去に食べた銘柄米を自分好みの評価として記録することも可能。
そのほか毎日お米を炊くのが楽しくなるような、お米にまつわるトピックスや豆知識を紹介するコラムもリニューアル。通算の炊飯量に応じて、炊けば炊くほどイラストが変化するコンテンツも新たに追加したという。
土鍋のような炊飯を実現する圧力IHジャー炊飯器
IoT炊飯器「JPA-X100」は、遠赤5層厚釜により熱をムラなく均一に広げて、米の一粒一粒までふっくら炊きあげる5.5合炊きの炊飯器。価格はオープンプライスで、直販価格は55,000円。
釜の外側には「土鍋蓄熱コート」を施し、土鍋素材のコーティングに加え、中空ガラスビーズを練り込み、蓄熱性をアップ。釜の内側は「遠赤土鍋コーティング」により土鍋のような細やかな泡立ちを実現するという。
大小2つの圧力ボールを制御し、ねばりを引き出す「可変W圧力炊き」に対応。炊きあげ時に約1.25気圧の圧力をかけて、ねばりともちもちした弾力を引き出す。炊きあげ後は約1.05気圧まで減圧し、高温蒸らしにより、ごはん粒を炊きしめ、ベタつきを抑えて仕上げる。
すしやカレーに合う、ベタつきを抑えたしゃっきりとした食感のごはんを炊くときに適した「すし・カレー」メニューも備える。このほか茶碗1杯(0.5合)が最短約15分、1合が約17分で炊飯できる「少量高速」メニューや、冷凍用のごはんをおいしく炊くためのプログラムも用意。
本体サイズは約252×302×211mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5.4kg。最大消費電力は1,200W。年間消費電力量は90.2kWh/年。1回当たりの炊飯時消費電力量は176Whで、保温時消費電力量は17.8Wh。本体カラーはクラッシックブラック。