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象印から新「炎舞炊き」。6つの釜底IHヒーターで激しい対流、お米の甘みを引き出す
2020年5月15日 16:28
象印マホービンは、複数のIHヒーターを内蔵し、釜内により激しい対流を起こして米の甘みを引き出す圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズの、「NW-LA10(0.09~1.0L/5.5合)」と「NW-LA18(0.18~1.8L/1升)」を6月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に120,000円前後、125,000円前後。
従来3つだった釜底IHヒーターを6つに増強、お米の甘み成分をさらに引き出し、ふっくらとしたごはんに炊き上げるという圧力IH炊飯ジャー。
6つのIHヒーターを、部分的に集中加熱することを可能にした「ローテーションIH構造」を搭載。かまどの炎のゆらぎと、単位面積当たり約4倍の大火力を実現することで、釜内に温度差を生じさせて激しく複雑な対流を起こすという。
激しい対流によって水中に溶け出たデンプンの粒は、沸騰維持工程で加熱されることで、α化が早く進み、甘み成分に変化。沸騰維持工程の後半では、甘み成分がお米にコーティングされ、甘みの強いごはんになるとする。
内釜には従来機同様に、鉄素材をアルミ層とステンレス層に組み込んだ「鉄~くろがね仕込み~豪炎かまど釜」を採用。蓄熱性や発熱効率、熱伝導率が高く、炎舞炊きにより発生した熱が外に逃げるのを抑えて、効率よく加熱できるという。
また「わが家炊き」メニューでは、水の量を変更せず、前回食べたごはんの味の感想を、画面上のアンケートに回答するだけで、炊き方を微調整し、炊くたびに好みの食感を追求できる。同じ銘柄でも、収穫する産地や気候の変動によって食感が微妙に変わるお米でも、家庭にあった好みの食感に炊き上げるという。
そのほか好みの食感に炊き分ける7通りの「炊き分け圧力」、麦を美味しく炊ける「麦ごはん炊き分け2通り(ふつう・もちもち)」メニュー、水分の蒸発を抑えて40時間までおいしく保温する「極め保温」などを搭載する。
新たに手入れのしやすい構造に見直した点も特徴。より一体感のある手入れのしやすい内ぶたに変更。雑穀米に対応するための雑穀フィルターも、取り外すことなく洗える設計とした。また蒸気口セットが不要な「フラットトップパネル」や「フラットフレーム」により、本体の汚れをサッと拭き取れる。
炊飯容量0.09~1.0L(5.5合)の「NW-LA10」の本体サイズは、約275×350×235mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約8.6kg。炊飯時消費電力量は154Wh。
炊飯容量0.18~1.8L(1升)の「NW-LA18」の本体サイズは、約310×375×265mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約10kg。炊飯時消費電力量は184Wh。
いずれも電源コード長は1m。本体カラーは黒漆(くろうるし)と雪白(ゆきじろ)の2色。本体カラーに合わせた、黒色または白色の「立つしゃもじ」が付属する。