ニュース

横浜のMTBコース「トレイルアドベンチャー・よこはま」、TREKとBESVのe-bikeレンタルも開始

トレイルアドベンチャー・よこはま

2月29日にオープンしたMTBコース「トレイルアドベンチャー・よこはま」。以前にこちらの記事でご紹介したが、よこはま動物園ズーラシアに隣接する自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャーよこはま」内にコースがあり、自然の木々や傾斜を利用した設計で、子どもやMTB初心者が気軽に練習したり楽しめるコースを目的に設計された。

よこはま動物園ズーラシアを過ぎて坂を上っていくと、フォレストアドベンチャーよこはまへ

オープン後には新型コロナウイルスの影響で休業していたが、現在はレンタルできるe-MTBのラインナップも増えて、多くの来場者が密を避けた休日を楽しんでいる。

休憩用の大きなテント
休憩用の小屋も建設中
利用料金の案内
利用ルールの案内

オープン時はジャイアントのe-MTB(海外仕様モデル)だったが、現在はトレックのフルサスe-MTB「Rail 9.7」とハードテイルe-MTB「Powerfly 5」(どちらも11月末までの予定)、BESVのフルサスe-MTB「TRS2 AM」とハードテイルe-MTB「TRS2 XC」の車種が追加され、3メーカー8台のレンタルが可能となっている。

トレック「Rail 9.7」「Powerfly 5」、BESV「TRS2 AM」「TRS2 XC」が各1台、ジャイアント(海外仕様)のフルサス・ハードテイルe-MTBが各2台の合計8台がレンタル可能

MTBを持ち込んで楽しむこともできるが、フォレストアドベンチャー・よこはまマネージャーの久保氏に話を伺ったところ、最近ではe-MTBのレンタルが非常に人気だという。オープン時に比べて、e-MTBを目的とする来場者も非常に増えているそうだ。そして、誰もがが楽しめるコースにしたいというコンセプトどおり、ファミリーや初心者の来場者が多いとのこと。

この日はスコットのフルサスe-MTBを持ち込んだ。レビュー記事は追ってまた

お盆時にレビュー用のe-MTBを持ち込み取材させてもらったが、この日も10:00のオープンからさまざまな人が楽しむ姿を目にすることができた。キッズ用MTBも用意されているので、ファミリーで楽しむ姿が印象的だった。元気いっぱいな子どもたちはキッズ用MTBでコースを何度も何度も汗をかきながら走り、お父さんはe-MTBで笑顔で一緒に走る。息子がグングン走る後ろをe-MTBで付いていくお母さん、若い女性がコースを走り終わるとe-MTBを交換する姿。本格的なMTBライダーではなく、初心者が気軽に楽しめるコースということを実感した。

子どもと一緒にコースを満喫。初めてe-bikeに乗ったそうで、「電動じゃないと上れないけど楽しい!!」
お父さんのe-MTBについて行く子どもたち。元気いっぱい

コース予約は10:00~14:00までの1時間単位で5枠となっている(予約詳細はこちら)。各枠最大10名まで。最大で1日50名までが楽しむことができる。コースは「グリーントレイル」「ブルートレイル」「レッドトレイル」の3つが用意されており、全コース合わせて1kmほどの短いコースだが、これくらいの人数だとトレイルを楽しむ人、テントで休憩する人がバランスよく密になる印象はなかった。猛暑日だったがコースの森の中は涼しく、みんな笑顔で走っていた。

子どもたちは何度もコースへ。体力がすごい!!
汗をかきながら楽しそうな笑顔がまぶしい
こちらはMTBでコースを楽しむお父さん。もちろん通常のMTBもレンタル可能

外出しにくい夏休みだが、密を避けつつ自然の中でMTBコースを楽しんでみてはいかがだろうか。ちなみにコース内には売店や自動販売機はなく、フォレストアドベンチャーを抜けて駐車場まで歩く必要があるので、凍らせたペットボトルなどを持ち込むことをオススメする。

自然の中を走るのは気持ちいい!!