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[写真で見る]BESVの新型フルサスe-MTB「TRS2 AM」

 BESV JAPAN(ベスビー ジャパン)は、6月6日に新作e-bike3モデル、「PSF1」「TRS2 XC」「TRS2 AM」を発表した。3モデルのうち、PSシリーズ初となる折りたたみモデル「PSF1」ハードテールモデルのe-MTB「TRS2 XC」についてご紹介したのと同様に、本稿では、3モデルの最後となるフルサスe-MTB「TRS2 AM」の詳細をご紹介しよう。

 「TRS2 AM」はBESV初となるフルサスe-MTB。日本国内ではパナソニック「XM-D2」メリダ「eONE. SIXTY 800」に続き、BESV「TRS2 AM」が3モデル目となる。150mmトラベルのフルサスペンション、27.5×2.6サイズのワイドタイヤを採用。プロライダーの理想を形にしたとも言える、軽量で高い走行性能を誇るオリジナルフレーム設計となっている。

 ドライブユニットにはシマノSTEPS「E8080シリーズ」を搭載。ハードテールモデルの「TRS2 XC」同様にバッテリーはインチューブタイプとなっており、シマノSTEPSに適合する504WhのBESVオリジナルを採用している。

 バッテリーの1回の充電時間は約4時間で、最大走行距離はECOモード(140km)/NORMALモード(130km)/HIGHモード(95km)となっている。コンポーネントはシマノ DEORE 10speed、ディスクブレーキはシマノ SLX Hydraulicを搭載。路面接地性の高いフルサスペンションが、シマノSTEPS「E8080シリーズ」の能力を最大限に発揮するという。

 また、リアサスペンションがトラクションのロスをなくし、アシスト力を余すことなくパワフルな推進力に変えて、様々なセクションでの走破を可能にするとしている。

 車両サイズは1,900×760×1,100mm(全長×全幅×全高)、S/Mの2サイズが用意される。車両重量は23.2kg(Sサイズ)/23.3kg(Mサイズ)、カラーはマットブラック、価格は445,000円(税抜)。現状発売されているフルサスe-MTBのなかではもっとも安い価格設定となっている。また、純正オプションとして泥はね予防のミニフェンダーが用意される。

 ハードテールモデルの「TRS2 XC」同様にスタイリッシュなデザインも魅力の「TRS2 AM」。7月1日より予約開始で、発売開始は8月23日の予定。フルサスe-MTBとして本格的なMTBコースを楽しめるのはもちろん、街を颯爽と走るのもいいだろう。詳細は以降の写真でご紹介していこう。

BESV初となるフルサスe-MTB「TRS2 AM」
150mmトラベルのフロントサスペンション
150mmトラベルのリアサスペンション
バッテリーはシマノSTEPSに適合する504WhのBESVオリジナルを採用。インチューブタイプとなっている。直接充電もバッテリーを外しての充電も可能
ハンドル左側に操作スイッチ、中央にディスプレイを配置
操作スイッチ
小型化されたシマノ製のディスプレイ
電源ボタン
コンポーネントはシマノ DEORE 10speed
ドライブユニットはシマノSTEPS「E8080シリーズ」
前後ともディスクブレーキ搭載。シマノ SLX Hydraulic
27.5×2.6サイズのワイドタイヤ
ハブはスルーアクスル・タイプ。より高い剛性と精度を備える
チェーリングは34T
純正オプションとして用意される泥はね予防のミニフェンダー