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[写真で見る]BESVのハードテールモデルの新型e-MTB「TRS2 XC」

 BESV JAPAN(ベスビー ジャパン)は、6月6日に新作e-bike3モデル、「PSF1」「TRS2 XC」「TRS2 AM」を発表した。3モデルのうち、PSシリーズ初となる折りたたみモデル「PSF1」はすでにご紹介したが、本稿では、7月1日予約開始、8月23日発売予定のe-MTB「TRS2 XC」の詳細をご紹介しよう。

 「TRS2 XC」は、日本初の本格e-MTBとして生まれた「TRS1」同様に、フロントサスペンション(130mmトラベル)のみ装備したクロスカントリーハードテールモデル。ドライブユニットにはシマノSTEPS「E8080シリーズ」を搭載する。バッテリーはインチューブタイプとなっており、シマノSTEPSに適合する504WhのBESVオリジナルを採用。BESVのe-bikeはデザイン力の良さに定評があるが、インチューブタイプにしたことで、よりスタイリッシュな印象になっている。パッと見ただけでe-bikeと気づく人は少ないだろう。

 バッテリーの1回の充電時間は約4時間で、最大走行距離はECOモード(140km)/NORMALモード(130km)/HIGHモード(95km)となっている。コンポーネントはシマノ DEORE 10speed、ディスクブレーキはシマノ SLX Hydraulic、タイヤは走破性や安定感に優れる27.5×2.35サイズで、オフロードからオンロードまでフィールドを選ばずに楽しめるという。

 また、純正オプションのラインナップも充実。リア・フロントのフェンダー、キャリア、キックスタンド、フロントライトが用意されるので、より快適なサイクリングを楽しめるだろう。

 車両サイズは1,840×680×1,200mm(全長×全幅×全高)、S/Mの2サイズが用意される。車両重量は20.8kg(Sサイズ)/20.9kg(Mサイズ)。カーボンフレームを採用する「TRS1」に対して、「TRS2 XC」はアルミフレームを採用している。そのために「TRS1」の19.3kgよりもわずかに重量があるが、それでも21kgを切っている。カラーはマットブラック、価格は360,000円(税抜)。7月1日より予約開始で、発売開始は8月23日の予定。

 「TRS2 XC」はデザイン性の高いe-MTBなので、オフロードより街乗りという人にもかなり魅力的なモデルだろう。詳細は以降の写真でご紹介していこう。

ハードテールモデルの「TRS2 XC」。バッテリーをインチューブタイプにしたことで、よりスタイリッシュな印象だ
インチューブタイプのバッテリーは、シマノSTEPSに適合する504whのBESVオリジナル
ドライブユニットはシマノSTEPS「E8080シリーズ」
ハンドル左側に操作スイッチ、中央にディスプレイを配置
操作スイッチ
バッテリーの鍵穴。そのままでも取り外しても充電可能
小型化されたシマノ製のディスプレイ
コンポーネントはシマノ DEORE 10speed
130mmトラベルのフロントサスペンション
前後ともディスクブレーキ搭載。シマノ SLX Hydraulic
タイヤサイズは27.5×2.35
シート
チェーリングは34T
ハブはスルーアクスル・タイプ
純正オプションのリア・フロントのフェンダー、キャリア、キックスタンド装着イメージ