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首都圏・横浜に手ぶらで楽しめるMTBコース「トレイルアドベンチャー・よこはま」オープン ~e-MTBで森の中を気持ち良く走る!!

 よこはま動物園ズーラシアに隣接する自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャーよこはま」内に、MTBコース「トレイルアドベンチャー・よこはま」が2月29日にオープンした。事前に開催された試乗会へ参加してきたので、コースの概要や感想などを紹介しよう。

初心者のために作られたMTBコースだが、上級者が楽しめるコースも

 「トレイルアドベンチャー・よこはま」は、子どもやMTB初心者が気軽に練習したり楽しめるコースを目的に設計されたという。「フォレストアドベンチャーよこはま」と共用のコースは、自然の木々や傾斜を利用した設計で「グリーントレイル」「ブルートレイル」「レッドトレイル」の3つに分かれている。全コースが、シングルトラックで追い越し禁止となっており、全コース合わせて約1kmほどのコンパクトな印象。しかし、世界中のトレイル設計に携わってきたスイスのアレグラ社と共同設計しており、それぞれ短いコースながらもバリエーションが豊富なのが特徴だ。

「グリーントレイル」「ブルートレイル」「レッドトレイル」の3つのコース。基本的にシングルトラックで追い越し禁止となる
もっとも初心者向けのコースが「グリーントレイル」
短いながらもバリエーションが豊富でおもしろい

 試乗会当日はトレックやコラテックのe-MTBが用意されており、グリーン→ブルー→レッドの順番で走ってみたが、バリエーションも豊富で想像以上に楽しく何周も走ってしまうほど。森の中を走るのは気持ち良く、緩やかな上りが続いてもe-MTBなのでラクラク上れてしまうし、「フォレストアドベンチャーよこはま」の来場者がアトラクションを楽しむ姿が視界に飛び込んでくるのも新鮮だった。

森の中を走るのは気持ちがいい
コースは「フォレストアドベンチャーよこはま」と共用となっているので、アトラクションを楽しむ来場者の姿が視界に入ってくるのは新鮮だ

 特にレッドトレイルは、コブを利用したジャンプやバーム(バンクのついたコーナー)を楽しめる。試乗会に参加していたプロライダーの兼岡 邦旭氏も「このコースはおもしろい!!」とコラテックのe-MTB「E-POWER X VERT」で何度も走り回っていた。

試乗会にはプロライダー・兼岡 邦旭氏も参加しておりコースを楽しんでいた
さすがプロという走り
[写真で見る「トレイルアドベンチャー・よこはま」のコース写真など)]

手ぶらで行ってレンタルで楽しめる

 さらに「トレイルアドベンチャー・よこはま」は、横浜というアクセスの良さに加えて、手ぶらで気軽に行けるのも特徴だ。MTBやグラベルロードなど自転車を持ち込むこともできるが、MTBやe-MTB、電動モーターバイクなどがレンタル用に用意されている。

レンタルMTB
キッズ用MTB
電動モーターバイク

 トレイル利用料金は3時間2,500円(安全講習20分含む)で、1時間のスキルアップ講習が1,500円。レンタル料金はMTBが2,300円、e-MTBが3,800円(それぞれオリジナル軍手付き)、ヘルメット+膝&肘プロテクターのセーフティパッケージが1,000円。電動モーターバイクは安全講習(20分)・トレイル利用(1時間)のプログラムで3,000円となっている。利用案内の詳細などはこちら

 レンタルe-MTBは、ジャイアントの海外仕様版が用意されている。2020モデルのe-MTB「TRANCE E+ PRO」「FATHOM E+ PRO」の前モデルとなるフルサスe-MTBとハードテイルe-MTBの2車種でコースを楽しめる。

[写真で見るジャイアントのe-MTB(海外仕様版)]

 e-MTBに興味があるが「遊ぶフィールドもないし……」という人は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。なお2020年3月中は、試乗会時に用意されたトレック「Rail 9.7」「Powerfly 5」がレンタルできる予定だ。台数に限りがあるので、遊びに行く際には事前に確認することをオススメする。