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工事不要、自宅の電力消費を見える化する「Nature Remo E lite」。APIも公開

Nature Remo E lite

Natureは、手軽に自宅の電力消費状況を見える化する「Nature Remo E lite(ネイチャー リモ イーライト)」を発売した。価格は16,280円。5月6日までは、外出自粛応援キャンペーンとして、14,800円で購入可能(いずれも税込)。

家庭のスマートメーターと連携させて使用する、電力モニタリングシステム。自宅のコンセントに挿すだけで設置完了し、スマートメーターの電力消費状況をスマートフォンアプリ「Nature Remoアプリ」からモニタリングできるようにする。消費電力量をリアルタイムに確認できるほか、週、月、年ごとにグラフでの比較も可能。

また、自宅の家電を一括操作・管理できる別売のスマートリモコン「Nature Remo」シリーズとも連携可能。あわせて使えば、家電の消し忘れを確認し、遠隔で操作することもできる(赤外線リモコン付き家電のみ)。

消費電力量をアプリでリアルタイムに確認できるほか、週、月、年ごとにグラフでの比較も可能
別売のスマートリモコン「Nature Remo」シリーズと連携すれば、家電の消し忘れを確認して遠隔で操作できる

同社は2019年12月に、太陽光発電システムや蓄電池などとも連携できる本格的なHEMS機器「Nature Remo E」を発売。今回発表されたモデルは、スマートメーターとの連携のみに対応したエントリーモデルと位置づける。スマートメーターは近年急速に導入が進んでおり、2024年までには国内全世帯での導入が予定されている。

通信規格は、Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth Low Energy、Wi-SUN。

本体サイズは、67×43×38mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約75g。アプリの対応端末は、Android 6.0以降、iOS 12.0以降。

なおスマートメーターをNature Remo E liteに接続するためには、契約する電力会社が発行するBルートサービスのID、パスワードを取得する必要がある。発行に掛かる期間は約1週間。申し込み、利用料は無料(BルートID/パスワード取得方法)。

「Nature Remo E lite」の仕組み

また同社は、一般ユーザーも利用できるAPIを公開。既にスマートリモコン「Nature Remo」シリーズでは、APIを利用してRemoから家電を操作したり、センサーから得られるデータを取得可能。

今回、「Nature Remo E lite」の販売に合わせ、「Nature Remo E」シリーズにおいてもAPI公開を行なう。これにより、スマートメーターから取得した電力消費量の積算値を、API経由で取得可能になる。同社は今後もAPI機能の拡充を進めていく予定としている。