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帰宅に合わせ家電を自動操作、GPS連動スマートリモコン「eRemote5」。新UIなど大幅刷新の第5世代

スマートリモコン「eRemote5」

リンクジャパンは、スマートリモコン「eRemote」シリーズを大幅リニューアルし、GPS連動機能を搭載した「eRemote5」として7月1日に予約販売を開始する。直販価格は7,500円(税込)。

エアコンや照明など赤外線対応の自宅の家電を、専用スマホアプリや音声で操作できるようにするスマートリモコン。Wi-Fi(2.4GHz帯)経由なため、外出先からでも自宅の家電をコントロールできる。

同社は2014年に国内初のWi-Fiスマートリモコン「eRemote」を発売。以降、スマートホームデバイスを累計20万台以上出荷したという。新モデルは第5世代に当たり、3年ぶりに大幅リニューアル。

新たにGPS連動が可能になったほか、スマートスピーカーとの連携が簡単になるなど、ユーザーから要望が多かった機能を搭載した。また、新アプリ「HomeLink」に対応し、実物のリモコンのようなUIで直感的に操作できるという。トップ画面からは、1画面で複数機器の基本操作ができるようになった。

新アプリ「HomeLink」。実物のリモコンのようなUIで直感的に操作できる

GPS連動では、外出や帰宅に合わせて家電の自動コントロールが可能になった。外出後200m離れると家電を自動OFF、帰宅前200m内に入ると自動で照明などが点灯する。

温湿度センサーも高感度になり、従来内蔵されていたセンサーを、本体外部に搭載。高精度な温湿度測定ができるようになり、「室温が25℃以上になったらエアコンON」といった設定も、より正確になるという。

GPS連動で、外出後200m離れると家電を自動OFF、帰宅前200m内に入ると自動で照明などが点灯する
従来内蔵されていた温湿度センサーを、本体外部に搭載
「室温が25℃以上になったらエアコンON」といった設定も、より正確になるという

スマートスピーカーとのセットアップは、Amazon App-to-Appに対応。Alexaアプリ起動不要で、専用アプリ「HomeLink」からワンタッチで連携可能になった(7月対応)。GoogleHomeからは、一度の連携で複数の機器を登録完了できる。標準スキル対応なため、「○○を使って」というワード不要で、「OK、Google,エアコンつけて」というだけで操作可能。

本体は画鋲で壁掛けしやすい設計になり、赤外線がより届きやすい場所を選んで設置できる。ACアダプタが付属するため、購入後すぐに利用可能。

本体サイズは、66×37mm(直径×高さ)で、重量は約60g。

本体は画鋲で壁掛けしやすい設計

また新アプリ「HomeLink」では、リンナイ社の給湯器など他社製品とも連携可能。スマートフォンからワンタッチでお湯はりができる。

このほか、近日発売予定のWi-Fiスマートカメラとも連携。室温の異常が通知された後、映像を確認しながらエアコンをONにするといったことも、1画面で完結できるという。