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気になる電気代の抑制に、Natureの次世代HEMSがエコキュートとEV充電の自動操作対応

スマートリモコン「Nature Remo E」がアップデート

Natureは、同社が展開するスマートリモコン「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」における、エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器)とV2Hシステム(EV充放電器)のオートメーション機能を、1月25日にリリースした。

「Nature Remo E」は、スマートフォンの「Nature Remoアプリ」と連動して家庭内の電力消費量を数値として見える化し、登録機器をコントロールできる次世代HEMS。今回のアップデートにより、太陽光による自家発電量や時間帯をトリガーとしたエコキュートやV2Hシステムのオートメーションが可能となり、同時に「自家消費スコア」の表示機能も追加することで、自家発電した電力の自家消費率を確認できるようになったという。

専用アプリで電力の自家消費率を確認できる

エコキュートは、自家発電状況と時間帯をトリガーに設定したお湯の沸き上げが可能に。指定した時間帯の当日の余剰電力が設定した数値以上になったタイミングで「手動沸き増し」を開始。これにより日中の余剰電力の有効利用ができ、電気を購入せずにお湯を沸かせるという。

またオートメーションでの沸き増し中に、天候悪化などで余剰電力が少なくなった場合、買電量が設定値を超えたタイミングで沸き増しを停止することも可能とする。

V2Hシステムは、時間帯をトリガーに設定した充電/放電が可能に。充電オートメーションを有効にすると、太陽光発電を行なっている場合、日中の余剰電力が発生する時間帯を設定することで、自家消費スコアを最大化しながらEVの充電ができるようになった。

オール電化プランなど電気料金が変動するプランを契約している場合には、電気料金が安価な時間帯を設定することで、お得にEVの充電が可能。また放電オートメーションを有効にすると、自家発電量が減少する時間帯を設定しておくことで、EVに蓄電している電気を自宅で利用することもできるという。

エコキュートは日中の余剰電力の有効利用が可能に
EV充電も自家消費スコアを最大化しながら行なえる