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既に世界で5万台が使われているスマートロック「セサミ」が日本上陸

 CANDY HOUSE JAPANは、既に世界で5万台が使われているスマートロック「SESAME(セサミ)」の日本版「SESAME MINI(セサミ ミニ)」を、MAKUAKEにて予約販売を開始した。本体価格は9,800円(税込)。Wi-Fiアクセスポイントがセットされたモデルが14,800円(同)、Wi-Fiアクセスポイント単品では6,000円(同)。

 MAKUAKEでは、早期割引価格として本体を8,800円、Wi-Fiアクセスポイントとのセットで13,800円で購入できる。

SESAME MINI(セサミ ミニ)

 既存のドアノブに設置するだけで、スマートフォンやApple Watchのアプリで解錠/施錠などを可能にするスマートロック。解錠/施錠のほか、鍵のシェア、オートロック機能、手ぶら解錠機能などを備える。

 類似製品の中で特徴となるのが、本体価格9,800円(税込)というリーズナブルさ、工具不要で設置できる取り付けの簡単さ、機能の豊富さなどが挙げられる。

 鍵の解錠/施錠の操作に関しては、専用アプリ「Sesame,by CANDY HOUSE」の画面を開いて行なうほか、ドアに近づきBluetoothで検知した際に自動で解錠させる「手ぶら解錠」、iPhone本体を3回ノックすることで解錠する「ノック解錠」、解錠後に一定時間(5秒〜4分で設定)が経過すると自動で施錠される「オートロック」を設定できる。

iPhoneを3回ノックすれば解錠する「ノック解錠」機能などを備える

 メインユーザーである「オーナー」は、家族などを「マネージャー」として登録できるほか、友人などを「ゲスト」として承認できる。

 また、Wi-Fiアクセスポイントを使えば、外出先からでも本体にアクセスして解錠/施錠が可能になるほか、鍵が解錠または施錠されているのか、その状態をどこからでも確認できる。鍵をシェアした際に気になる、いつ誰が鍵を開けたかの履歴は、アプリで一覧できる。

Wi-Fiアクセスポイントを使えば、外から操作できる

 Apple Watch、Google HomeやAmazon Echoシリーズにも対応。Apple Watchのタップ操作、スマートスピーカーでの音声操作でも、解錠や施錠、鍵の状態を確認可能だ。

Apple Watchに対応
Amazon EchoやGoogle Homeに対応

 本体サイズは57✕92.7✕54.5mm(幅×奥行き×高さ)。重さは107g。本体カラーは、ホワイト/マットブラック/シャンパンシルバー/シャンパンゴールドの4色。電源にはCR123Aのリチウム電池を使用。1日10回の作動で約500日稼働。Bluetooth 4.0を搭載した、iOS 8.0以上、Android 4.3以上の端末に対応。

本体カラーは4色から選べる

既に世界で約5万台の使用実績

 セサミは2015年にアメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて、1億4,000万円の資金を集めたという。現在では、欧米や日本を含むアジアなどで約5万台が使われている。

 今回発売されるセサミ ミニは、日本版と言えるモデル。初代機から機能はそのままに、本体サイズを小型化した。また、日本で使われている鍵には1,000種以上が存在するが、その95%に対応するという。

 AES-256-bitとTLS1.2とう暗号化システムを使ったセキュリティ方式を採用。-20℃〜45℃の環境下で、1万回以上の回転テストをクリアしているという。

既存モデル(写真左側)とのサイズ比較。右がセサミ ミニ