ニュース

グラモ、Wi-Fi不要でスマホ操作できるLTE-M搭載のスマートロック

 グラモは、Wi-Fiやゲートウェイ不要でスマートフォンだけで操作できる、LTE-M通信機能を搭載したスマートロック「Glamo Smart Lock for LTE-M」を開発。2019年2月に発売予定とする。価格はオープンプライス。想定価格は後日発表としている。また回線使用料として月額数百円程度かかるという。

「Glamo Smart Lock for LTE-M」

 携帯通信キャリアのLTE-M回線に直接接続できる、シリンダー交換型のスマートロック。インターネット回線と接続するためのゲートウェイは設置不要で、スマートフォンだけで操作できる点が特徴。

 専用のスマホアプリが用意されており、鍵の施解錠の状態把握、暗証番号の発行、鍵の削除、通信の履歴、電池の残量確認などの操作ができるという。もし鍵を閉め忘れてしまっても、外出先から遠隔で施錠することが可能。

 またアプリ以外でも、スマートロック本体のテンキーによる暗証番号入力、NFCやFeliCa、ICカードでの施解錠にも対応。期限付きのワンタイム錠も複数発行できるため、第三者に一時的に使える鍵を発行することも可能としている。

 室外に設置する本体のサイズは73×44×144mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは576g。室内側は71×53×164mm(同)、重さ460g。無線周波数は920MHz。アルカリ単三形乾電池4本で稼働し、電池寿命は最長約2年。

LTE回線のスマホで操作可能。テンキーによる施解錠もできる
室内側の本体。シリンダー交換型のため防犯性が高い
専用のスマホアプリで鍵の状態を確認。遠隔操作や予約なども可能
施解錠の履歴だけでなく、使用した鍵の種類まで把握できる