年末特別企画
2LDKだけど掃除機3台持ちで家がキレイになった【私の2022】
2022年12月27日 09:05
我が家はこれまでロボット掃除機とスティック掃除機の2台を使っていたのですが、今年になってスティック掃除機を追加で導入し、現在は3台を運用しています。
住んでいるのは2LDKのマンション。2階建てでもないのに3台は多いのでは? と思うかもしれませんが、3台体制になってから掃除機をかける頻度が増え、床がキレイな状態をキープしやすくなりました。
3台をどうやって使い分けていたのか振り返りながら、今年発売された掃除機のなかで注目しているものをご紹介したいと思います。
出しっぱなしで掃除頻度が増えた
使用しているのは、スティック型が東芝ライフスタイルの「VC-CL410」(2018年発売)と、ダイソンの「Dyson V12 Detect Slim Fluffy」(2021年発売)。ロボット掃除機はミーレ「Scout RX2」(日本未発売)です。
我が家は寝室と仕事部屋がそれぞれ引き戸でリビングとつながっている間取り。仕事部屋には物が多くロボット掃除機が通るのに適していないため、いつも仕事部屋を閉め切って、寝室とリビング、ダイニング、キッチンにロボット掃除機を使い、仕事部屋は後からスティック掃除機で掃除していました。
ですが、スティック掃除機はクローゼットの中で出すのが億劫。仕事部屋はゴミが目立たないことも手伝って、掃除機をかけないこともしばしばありました。
そんなときにゲットしたのがダイソンのスティック掃除機。こちらはスタンドが付属していて、これなら出しっぱなしにしておけるなと、仕事部屋に置いておくことにしたのです。
すると、すぐ手に取れる距離、見える場所に掃除機があるからか掃除機がけの頻度が目に見えて増えました。ちょっとホコリを見つけたらすぐに掃除機を取って、ササッと吸う。仕事部屋だけでなく隣のリビングでも使いやすく、週1のロボット掃除機に加えこまめにスティックで掃除することで、キレイな状態をキープできるようになりました。
それまで使っていた東芝のスティック掃除機は処分することも考えたのですが、いったん洗面所に置いて様子を見ることに。これが大正解でした。
洗面所は髪の毛が溜まりやすく、普段はコロコロ(粘着ローラー)やフロアワイパーを使っていたのですが、シートがすぐ髪の毛でいっぱいになるし、取り替えるときに触らなきゃいけないしで不快に思っていました。それがスティック掃除機だとある程度はゴミを溜めておけるし、捨てるときも直接ゴミに触らなくていいので快適。
こちらも出しっぱなしなので、気付いたときにサッと使えます。洗面所はとにかく髪の毛が目立つのでほぼ毎日掃除機がけをしていますが、出しっぱなしなので手に取るのもしまうのも一瞬。負担なく掃除できて、すごく満足しています。
洗面所で使いたい、「サクッと掃除」しやすい最新モデル
2021年~2022年に発売された掃除機を見ていると、サクッと使うのにぴったりな、筆者としては洗面所に置きたい製品がいくつか登場していました。
ひとつは、スティックで集めたゴミを自動で回収してスタンドに溜めてくれる掃除機。昨年パナソニックが国内で初めて、ゴミ自動収集クリーンドックを備えた製品「パワーコードレス MC-NS10K」を発売しました。
クリーンドックには紙パックをセットする方式で、紙パックの交換頻度は約1カ月半に1回程度だそうです。洗面所専用なら数カ月は放置できそう……! スタンド付きで出しっぱなしでもスッキリ見えるのがいいですね。
今年はシャークからも自動ゴミ収集ドックが付属する「EVOPOWER SYSTEM iQ+」が発売されました。シャークはハンディ掃除機としてもサッと使えるのが特徴なので、床だけでなく棚の上なども掃除しやすそうです。ロボット掃除機にゴミ収集機が付属するのがポピュラーになってきましたが、スティック掃除機にもその流れが来るのかも……?
最後にご紹介するのは紙パック式のスティック型掃除機。今年発売された日立グローバルライフソリューションズの「かるパックスティック PKV-BK3K」。スティック掃除機と言えばダストカップに直接ゴミが溜まるサイクロン式が主流ですが、紙パック式も存在しています。
日立の紙パックは約2カ月分のゴミを溜められるとのこと。サイクロン式はダストカップ内のメッシュ部分に長い髪の毛が絡まりやすいのですが、紙パック式だと紙パックをそのまま捨てるだけでいいので、髪の毛を主に吸う洗面所用として、相性がいい気がします。
掃除機3台運用を始めて、こまめに掃除するには「すぐ手に取れる場所に掃除道具があること」「(シート交換などの)手間が少ないこと」が大切だなと気付きました。3台持ってはいますが、キレイをキープできたのは数よりも「出しっぱなし」だったことが功を奏したのかなと。来年は今年以上に床掃除に力を入れつつ、どんな最新掃除機が登場するのか楽しみに待ちたいと思います。