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SwitchBotから究極の全自動ロボット掃除機。水道から直接給水

「SwitchBotお掃除ロボット S10」

SWITCHBOTは、「SwitchBotお掃除ロボット S10」の先行予約販売を、10月17日からクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で開始した。一般販売予定価格は1199.99ドルだが、10月23日時点では899ドルから購入できる。期間は12月16日まで。商品は2024年3月に発送予定。

家の水道に接続することで、タンクへの給水や排水まで全自動で行なうというロボット掃除機。洗浄液の投入、清掃後のモップ洗浄や乾燥、ゴミ収集まで行なう。給水と排水は2本のチューブを使い、1本は配水管へ、1本は下水管へ繋ぐことで全自動で行なえるという。

洗面所やキッチンなどにも置きやすい「水交換ステーション」

水交換ステーションは40×10cm(幅×高さ)。コンパクトな設計のため洗濯機のそばやキッチン、洗面所など水道のそばに置きやすいとする。また、付属品の「3Wayジョイント」を使用すれば、洗濯機や食洗器の水道を共有可能。洗濯機や食洗器がない場合でも、給水・排水チューブを直接配管に取り付けることで、水交換ステーションを設置できるとする。

さらに「水交換ステーション」と「ゴミ収集ステーション」の2つに分けた、デュアルステーション設計を採用。一般的な大型のマルチステーションに比べてコンパクトで幅を取らないように配慮した。

「水交換ステーション」と「ゴミ収集ステーション」の2つに分けたデュアルステーション設計

業界初のローラーモップを搭載。1分間に300回転して、水拭きとモップの自洗を同時に行なう。またローラーモップは本体に収納でき、収納時には7mm持ち上がる。収納したモップは回転を続け、ワイパーでしっかりと水切りを行なうため、清掃中にカーペットが濡れたり汚れるのを防ぐという。

モップの汚れは、ワイパーで水切りを行ないながら汚水タンクへ回収

ブランド史上最大6,500Paの吸引力で、床のザラつきの原因となる顆粒ゴミや砂、目に見えないハウスダストや花粉も強力に除去するほか、高精度のAI障害物回避システムで、家具への衝突や引っ掛かり、立ち往生などのトラブルも大幅に軽減したという。

また高精度レーダーナビゲーションシステムを搭載。間取りと自己位置を素早く認識し、マップを構築することで、高い清掃カバー率で効率的に清掃を行なうとする。さらにSwitchBotアプリに繋いで、スマホから進入禁止エリアやバーチャルウォール、部屋指定清掃などの設定もできる。

高精度レーダーナビゲーションシステム搭載

このほか、「SwitchBot S10」とともに新発売される「SwitchBot 気化式加湿器」と連携すると、加湿器への自動給水も可能。「SwitchBot S10」を給水ロボットとして、給排水ステーションから受け取った水が「SwitchBot 気化式加湿器」へ運ばれ、加湿ができる。