家電トレンドチェッカー
噴火、地震、洪水……いざという時に役立つ防災アイテム5選
(2015/6/5 07:00)
箱根山が噴火しそうだと騒がれていると思ったら、鹿児島県・口永良部島での噴火が始まった。さらに小笠原諸島西方沖を震源とするマグニチュード8を超える地震が、関東地方を震撼させた。夏が来れば日本列島は、多くの台風が通っていく。各地で水害に見舞われる。専門家ですら予測不可能な災害が、いつどこで起こるか分からないのが、日本列島なのだ。
防災意識が高まっている今だからこそ、防災グッズの再点検をしておこう。ここでは、過去にレビューしたアイテムの中から、被災時に強力にサポートしてくれるアイテムを厳選して紹介していく。
防災アイテム 01 防災グッズを機能的に収納できるウエストバッグ
まずは、様々な防災アイテムを収納しておけて、イザというときにサッと持ち出すのに最適な「防災ウェストバッグ」。
複数のポーチで構成されたウエストバッグで、こまごまとした常備グッズから500mlの水までを機能的にまとめられる。持ち出し時は、グッズを全て腰にしっかり巻きつけられるので両手が自由に使え、グッズも取り出しやすい。それでいて、日常風景に溶け込みやすいデザイン性も兼ね備える。
実際にどれだけの収納力がある?
その結果は>>>
22個の防災グッズを機能的に収納できるウエストバッグ
防災アイテム 02 発電できてスマホの充電もできるポータブルラジオ
被災して、外部からの情報が遮断、灯りもなく、スマートフォンのバッテリーもゼロ。そんな時に持っていれば心強いのが、ソニーの防災ラジオだ。
手回しすれば充電できるハンドルや、ソーラーパネルで充電が可能。さらにスマートフォンのバッテリーを補給し、内蔵LEDライトの点灯も可能。もちろんFM/AMラジオも聴けるという、一台で何役もこなす防災ラジオなのだ。
実際に手で回してどれだけスマホを充電できる?
その結果は>>>
ソーラーと手回しで充電できる、LEDライト付き防災用ラジオ
防災アイテム 03 焚き火しながらスマホを充電できるキャンプストーブ
調理をするにも、暖をとるにも火が必要になる。そんな時に便利なのがアウトドア用のストーブ。数あるストーブの中で、防災アイテムとしても人気なのが「BioLiteキャンプストーブ」だ。
人気の理由は、燃焼効率が良い構造であること。さらに火を燃やしながら発電が可能なこと。スマートフォンを含むデジタル製品を充電できるのだ。
スマホをどれだけ充電できるか?
その結果は>>>
焚き火をするとスマホが充電できる不思議なストーブ
防災アイテム 04 平べったく折り畳んで収納しておけるヘルメット
自然災害が起こった時に、真っ先に守るべきなのは“頭部”。東日本大震災以降は、ヘルメットを常備する企業も一気に増えた。とはいえ、けっこうかさ張るヘルメットを、自宅に置いておくのはスペース的にキツい。
「折りたたみヘルメット ブルーム」は、平べったく折り畳んで収納できるヘルメット。家族の人数分を揃えても、一般的な防災用ヘルメットよりもかさ張らないのが特徴だ。
実際に組み立ては、どれだけ簡単なのか? 本当にかさ張らない?
その結果は>>>
ストラップを引くだけで組み立てられる防災用ヘルメット
防災アイテム 05 火がなくてもレトルト食品を温められるキット
被災時に、雨などで火が使えないなどの状況は、多々考えられる。だが冷たい食事ばかり取っていると、気が滅入ってしまう。そんな時に、温かいご飯が食べられると、気力が湧いてくるものだ。
「防災対策 食品加熱キット」は、加熱袋や発熱剤が入ったキット。加熱袋に発熱剤と、持参したレトルト食品を袋に入れ、少量の水を垂らす。すると発熱し始め、20分ほどで袋の中に入れた食品が温められていく。水さえあれば、どんな状況でも、温かい食事がとれるのだ。
実際にどれだけ温めることができるのか?
その結果は>>>
災害時でも温かい食事が食べられる加熱キット